中日・福谷浩司投手、自主トレ用ノートのまとめ方が綺麗すぎる

■2021.01.13 ドデスカ！

『福谷浩司 “研究熱心”な自主トレ公開』

─去年、度重なるケガから見事な復活を果たした福谷浩司投手。先発転向2年目、シーズン途中から先発ローテーションに加わるとエース・大野雄大投手に次ぐ8勝をマーク！9月以降は負けなしと安定した投球を続け、8年ぶりのAクラスに大きく貢献しました。

福谷：
8勝という数字は本当に野手の方の助け、

後ろで投げてくれたリリーフ陣の踏ん張りによってついてきただけなので、

自分の力としてはまだまだだなと。

ただ、1年間ケガをせずにいられたというのは僕にとって凄く大きな収穫でした。


─そんな躍進を支えた原点とも言える場所が三重県にある「みどりクリニック」。川上憲伸さんなど名だたるプロ野球選手も通ったこの施設で理学療法を用いたメンテナンスを行うとともに体の使い方について学んできました。


福谷：
（ここに来ると）間違いなくモチベーションは上がって名古屋に帰ります。

それはここまで自分がまだできてなかったんだなということもあるし、

これが出来るようになったら、どんなピッチングが出来るんだろうとワクワクする気持ちにもなりますし。


─もともと研究熱心な性格。学んだことは丁寧にノートにまとめています。


─このオフ見直しているのは投げる時の下半身の使い方。人一倍、真剣に取り組む姿に担当のトレーナーも。

野呂トレーナー：
専門的な知識まで吸収しようとして、

それを自分の中で消化して理解しようとされる部分が、かなり秀でているんじゃないのかなと見ていて感じます。

微力ながらお手伝いを少ししましたけども、

（去年の成績は）本当に彼の力、もうそれに尽きると思います。

百済トレーナー：
本当に真面目だし、

活躍してくれて職員みんなも嬉しいですよね。

─Q.そうやって喜んでくれる人がいるのは？

福谷：
嬉しいです（笑）

本当に皆さんのサポートがあって2020年ケガなく出来たので、

まだまだ、おんぶに抱っこしてもらっていますけど、

少しでも1人で立って歩けるように頑張ります。


─先週土曜日には30歳の誕生日を迎えた福谷投手。まだまだ今は通過点。貪欲にさらなる成長を目指します。

福谷：
もちろんチームの優勝っていうものは意識して取り組んでいますけど、

自分が出来ることって本当に限られたことしかないと思うので、

自分がどれだけ成長できるのか、

どれだけ野球が上手になるのかに集中して、

今年1年で、さらに自分が野球が上手くなったらいいなと思います。