■2020.07.26 サンデードラゴンズ
『ドラゴンズ不安材料を井端弘和が徹底分析』
─下位に沈む中、徐々にドラゴンズの課題が見えてきた。チームトップが2勝となかなか勝ち星を積み重ねられない先発陣。投手も野手も主力選手が続々とケガをし離脱。さらに入ったバッターが次々と調子を落としてしまう”鬼門”の2番打者。こうしたドラゴンズの不安材料をどう改善していけば良いのか、レジェンド・井端弘和が徹底分析!
若狭アナ:
まずは先発ピッチャー陣なんですが、不安要素その1。
勝敗が9勝15敗、防御率4.51、平均投球回数も5.18でリーグ5位、
リリーフ陣への負担が大きくなっているんですが、
井端さんはまずはこれだと。
「先に点を取られるな」
これはどういうことでしょうか?
井端:
そうですね。
やっぱり先発ピッチャーに負けが非常に付いていますので、
それは相手より先に点数が取られているっていうことだと思いますので、
そこは先発ピッチャーに勝ちが付くにはやっぱり相手より点を取られない。
まして1点でも良いから勝っている段階で次のピッチャーに繋げるのが大事かなと思いますけどね。
若狭アナ:
本当に数字ににも如実に現れています。
「先発投手が先生された試合成績:18試合 2勝16敗」
「中日が先制した試合の成績:14試合 10勝3敗1分」
続いて怪我人が沢山いるんですが井端さんはこう話しています。
「けが人は必ず出る…先に考えておくべき」
これはどういうことでしょう?
井端:
そうですね。
キャンプとかオープン戦とか全て含めて全選手が怪我したことを想定して当てはめていけば、
そんなに慌てることはないと思いますけどね。
若狭アナ:
それはこの人が怪我したらこの人というのを全員でシミュレーションしておくと?
井端:
そうですね。
ビシエド選手も踏まえてね、
先発ピッチャーも踏まえていったら誰がっていうのを想定してやっておけば、
誰か怪我したら「じゃあ俺がここだな」っていうのが各選手が分かってくると思いますので、
そこで慌てることもないと思いますし、
打順も含めてそこでシミュレーションを全部一通りやっておけば、
そんなに困ることじゃないかなと思います。
絶対出る、絶対出ないシーズンなんて多分どの球団でもないと思いますので。
若狭アナ:
そういうことなんですね。
そして今年はこれを何かと言われております、2番バッター!
このところ大島選手が入ってこれでもまだ打率が上がっているんですが打率.165。
2番を長年打っていた井端さんはこうおっしゃいます。
「慣れるのが必要なポジション」
どういうことでしょう?
井端:
そうですね。
私ずっと2番の時はそんな感じはなかったのですけど、
1番打ったりとか、3番打ったり、6番打ったりしている時にたまに2番にいく時に、
やっぱりそこに慣れるまでには必ず最低でも1週間くらいはかかってたので、
全てのシチュエーションを一通り経験して、
「あっこうだったな」「あ~だったな」とまず自分で1回分からないと、
思い出したりとかするものなので。
若狭アナ:
そうか!
色々なシチュエーション、2番だから送りバンド、右打ち、エンドラン、普通に打て、
これを全部体験するのに1週間くらいかかると?
井端:
1週間で済めば良いですけど、
一通りやって「次こうしよう」「ああしよう」っていうのが自分の中で出てきて、
それを実戦でやれば、だから1つずつ課題をクリアーしていけば落ち着いて出来るので、
今は何をしていいか分からない状態でやって、
「あ~すれば良かった…」が出た時ぐらいでころっと変わっちゃっているので、
そこをみんな最初からやり直しているので、
で、今は大島選手が長く2番をちょっと打ち出していますので、
ここはぐっと1シーズンずっと2番ぐらいのつもりでやれば、
2番は解消されるのかなとは思いますけどね。
若狭アナ:
分かりました!
『ドラゴンズ不安材料を井端弘和が徹底分析』
─下位に沈む中、徐々にドラゴンズの課題が見えてきた。チームトップが2勝となかなか勝ち星を積み重ねられない先発陣。投手も野手も主力選手が続々とケガをし離脱。さらに入ったバッターが次々と調子を落としてしまう”鬼門”の2番打者。こうしたドラゴンズの不安材料をどう改善していけば良いのか、レジェンド・井端弘和が徹底分析!
若狭アナ:
まずは先発ピッチャー陣なんですが、不安要素その1。
勝敗が9勝15敗、防御率4.51、平均投球回数も5.18でリーグ5位、
リリーフ陣への負担が大きくなっているんですが、
井端さんはまずはこれだと。
「先に点を取られるな」
これはどういうことでしょうか?
井端:
そうですね。
やっぱり先発ピッチャーに負けが非常に付いていますので、
それは相手より先に点数が取られているっていうことだと思いますので、
そこは先発ピッチャーに勝ちが付くにはやっぱり相手より点を取られない。
まして1点でも良いから勝っている段階で次のピッチャーに繋げるのが大事かなと思いますけどね。
若狭アナ:
本当に数字ににも如実に現れています。
「先発投手が先生された試合成績:18試合 2勝16敗」
「中日が先制した試合の成績:14試合 10勝3敗1分」
続いて怪我人が沢山いるんですが井端さんはこう話しています。
「けが人は必ず出る…先に考えておくべき」
これはどういうことでしょう?
井端:
そうですね。
キャンプとかオープン戦とか全て含めて全選手が怪我したことを想定して当てはめていけば、
そんなに慌てることはないと思いますけどね。
若狭アナ:
それはこの人が怪我したらこの人というのを全員でシミュレーションしておくと?
井端:
そうですね。
ビシエド選手も踏まえてね、
先発ピッチャーも踏まえていったら誰がっていうのを想定してやっておけば、
誰か怪我したら「じゃあ俺がここだな」っていうのが各選手が分かってくると思いますので、
そこで慌てることもないと思いますし、
打順も含めてそこでシミュレーションを全部一通りやっておけば、
そんなに困ることじゃないかなと思います。
絶対出る、絶対出ないシーズンなんて多分どの球団でもないと思いますので。
若狭アナ:
そういうことなんですね。
そして今年はこれを何かと言われております、2番バッター!
このところ大島選手が入ってこれでもまだ打率が上がっているんですが打率.165。
2番を長年打っていた井端さんはこうおっしゃいます。
「慣れるのが必要なポジション」
どういうことでしょう?
井端:
そうですね。
私ずっと2番の時はそんな感じはなかったのですけど、
1番打ったりとか、3番打ったり、6番打ったりしている時にたまに2番にいく時に、
やっぱりそこに慣れるまでには必ず最低でも1週間くらいはかかってたので、
全てのシチュエーションを一通り経験して、
「あっこうだったな」「あ~だったな」とまず自分で1回分からないと、
思い出したりとかするものなので。
若狭アナ:
そうか!
色々なシチュエーション、2番だから送りバンド、右打ち、エンドラン、普通に打て、
これを全部体験するのに1週間くらいかかると?
井端:
1週間で済めば良いですけど、
一通りやって「次こうしよう」「ああしよう」っていうのが自分の中で出てきて、
それを実戦でやれば、だから1つずつ課題をクリアーしていけば落ち着いて出来るので、
今は何をしていいか分からない状態でやって、
「あ~すれば良かった…」が出た時ぐらいでころっと変わっちゃっているので、
そこをみんな最初からやり直しているので、
で、今は大島選手が長く2番をちょっと打ち出していますので、
ここはぐっと1シーズンずっと2番ぐらいのつもりでやれば、
2番は解消されるのかなとは思いますけどね。
若狭アナ:
分かりました!
井端弘和さん「中日は、本来であれば内野ゴロを打って1点取ればいいのに内野フライ打ったりとか…」
井端弘和さんによる『セ・リーグ遊撃手 守備力格付けチェック』! 最高評価のショートは…?【動画】
中日ドラゴンズの2番として長年活躍された井端弘和さんが言うとやはり説得力がありますね。