■2022.01.08 CBCラジオ
『若狭敬一のスポ音』
…
(※長時間のため説明を要約)
お便り「Q.秋のキャンプで行われた1時間投げ続ける練習の意図を教えてください」
落合コーチ:
<ポイント要約>
僕の真意は伝わっていなかった。ただ投げればいいという狙いではなかった。
山本拓実が380球くらい投げたが、その内容が大事。その内容を見ると落合コーチが「こうしてほしいな」「こうやって何かを掴んでほしいな」という答えは出なかった。「投げる体力はあるんだな」とは思った。
落合コーチの中でのピッチャーというのは3つある。重要視するのは「リズム」「バランス」「タイミング」。
1時間投げるということは「リズム」が無ければ投げられない。「バランス」が無ければ投げられない。この2つは誰もができる項目、投げきれば。
「タイミング」が落合コーチの中では大事。上体と下半身のタイミング、リリースポイントの力を入れるタイミング、色々なタイミングがある。それは投げ続けないと発見できないものがあると思っている。
ロッテでもサムスンでもやってきたが計測をするということはできなかった。機械がないため。しかし、ドラゴンズには「ラプソード」という機械があったため計測ができた。
今までは1時間投げさせた時に「良くなってきたな」というのは目測、感性でやっていた。
今回データを取ると「間違っていなかったな」というのが回転数も30分以降、40分以降、50分以降に最高のMAXの回転数を投げていたピッチャーが出てきた。
若狭アナ:
ちょっとめちゃくちゃ面白い話ですね!?
落合コーチ:
<ポイント要約>
それはタイミングが合ってきた。疲れてきている中で最高回転数が出るっていうことはリリースポイントのタイミングが合ってきたということに繋がるのでは。
若狭アナ:
<ポイント要約>
荒木コーチ、井端さんが落合ノックを受けている時、最後フラフラになった1時間後、1時間半後に凄く良い音がする、「パーン」と。良い角度で打球に入れている。これが理想形。最初にノックを受けている時はあまり良い形ではない。それに繋がる話かも?
落合コーチ:
<ポイント要約>
野手は分からないがピッチャーに関しては最初は上体が強い。少しずつ下半身を使っていく。どんどん使うと今度は体幹を使う。その中で3つ良い形で使えるとバランスが取れてくる、タイミングが合ってくるのでは。
若狭アナ:
<ポイント要約>
ラプソードで30分後、40分後、50分後がビシッと出てくる?
落合コーチ:
<ポイント要約>
40分の時に最高回転数を出したのが橋本、佐藤、藤嶋。
終わりかけの50分、ピッチャーはこれが40分なのか50分なのか分からない。時計を外していた意図はこれ。「もう最後だ」と思って投げれば数字は出るかもしれないが、時間が分からないということは「最後じゃないかな?」という感覚がないはず、ピッチャーには。
50分に梅津、鈴木が最高MAXを出した。あと上田。上田は回転数は少ない、1900ほどだが最高値は50分後。鈴木は2267というまぁまぁ相当な回転数。
梅津は40分の時にスピードがMAXを出している。ブルペンで142km/hはまぁまぁ速い。ピッチングコーチに聞いたら「なんでこの時間帯に?」。答えは「監督が見に来ました」(笑) 「それか」と一瞬思ったがでも最高回転数は2119というのは50分の時に出ている。
若狭アナ:
<ポイント要約>
40分で最高回転数が橋本、佐藤、藤嶋。50分で最高回転数が梅津、鈴木、上田。この6人は落合コーチが1時間ピッチングで求めていたものがクリアしたピッチャー?
落合コーチ:
僕の中ではです。
あっ、これで何かを掴んでほしいなという。
「このタイミング、分かってよ!」っていうメッセージ。
これもね、まだ選手には会っていないですから、僕。
若狭アナ:
これ梅津、今の話は知らないですもんね?
落合コーチ:
知らないですよ。
若狭アナ:
(笑)
落合コーチ:
ここで言っている場合じゃないんですよ。
本当はもう早く選手にこのデータを持って説明をしたいんですよ!
若狭アナ:
この放送はドラゴンズ関係者の皆さん、
ぜひ本人に伝えていただいたほうが。
…
《若狭敬一のスポ音 | CBCラジオ | 2022/01/08/土 12:20-15:00》
『若狭敬一のスポ音』
落合英二ヘッド兼投手コーチがCBCラジオに!帰国後、初メディアです!サイン色紙を3名様にプレゼントします! #スポ音 pic.twitter.com/qsTwRMxydG
— 若狭敬一のスポ音 (@cbcspoon1053) January 8, 2022
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(※長時間のため説明を要約)
お便り「Q.秋のキャンプで行われた1時間投げ続ける練習の意図を教えてください」
落合コーチ:
<ポイント要約>
僕の真意は伝わっていなかった。ただ投げればいいという狙いではなかった。
山本拓実が380球くらい投げたが、その内容が大事。その内容を見ると落合コーチが「こうしてほしいな」「こうやって何かを掴んでほしいな」という答えは出なかった。「投げる体力はあるんだな」とは思った。
落合コーチの中でのピッチャーというのは3つある。重要視するのは「リズム」「バランス」「タイミング」。
1時間投げるということは「リズム」が無ければ投げられない。「バランス」が無ければ投げられない。この2つは誰もができる項目、投げきれば。
「タイミング」が落合コーチの中では大事。上体と下半身のタイミング、リリースポイントの力を入れるタイミング、色々なタイミングがある。それは投げ続けないと発見できないものがあると思っている。
ロッテでもサムスンでもやってきたが計測をするということはできなかった。機械がないため。しかし、ドラゴンズには「ラプソード」という機械があったため計測ができた。
今までは1時間投げさせた時に「良くなってきたな」というのは目測、感性でやっていた。
今回データを取ると「間違っていなかったな」というのが回転数も30分以降、40分以降、50分以降に最高のMAXの回転数を投げていたピッチャーが出てきた。
若狭アナ:
ちょっとめちゃくちゃ面白い話ですね!?
落合コーチ:
<ポイント要約>
それはタイミングが合ってきた。疲れてきている中で最高回転数が出るっていうことはリリースポイントのタイミングが合ってきたということに繋がるのでは。
若狭アナ:
<ポイント要約>
荒木コーチ、井端さんが落合ノックを受けている時、最後フラフラになった1時間後、1時間半後に凄く良い音がする、「パーン」と。良い角度で打球に入れている。これが理想形。最初にノックを受けている時はあまり良い形ではない。それに繋がる話かも?
落合コーチ:
<ポイント要約>
野手は分からないがピッチャーに関しては最初は上体が強い。少しずつ下半身を使っていく。どんどん使うと今度は体幹を使う。その中で3つ良い形で使えるとバランスが取れてくる、タイミングが合ってくるのでは。
若狭アナ:
<ポイント要約>
ラプソードで30分後、40分後、50分後がビシッと出てくる?
落合コーチ:
<ポイント要約>
40分の時に最高回転数を出したのが橋本、佐藤、藤嶋。
終わりかけの50分、ピッチャーはこれが40分なのか50分なのか分からない。時計を外していた意図はこれ。「もう最後だ」と思って投げれば数字は出るかもしれないが、時間が分からないということは「最後じゃないかな?」という感覚がないはず、ピッチャーには。
50分に梅津、鈴木が最高MAXを出した。あと上田。上田は回転数は少ない、1900ほどだが最高値は50分後。鈴木は2267というまぁまぁ相当な回転数。
梅津は40分の時にスピードがMAXを出している。ブルペンで142km/hはまぁまぁ速い。ピッチングコーチに聞いたら「なんでこの時間帯に?」。答えは「監督が見に来ました」(笑) 「それか」と一瞬思ったがでも最高回転数は2119というのは50分の時に出ている。
若狭アナ:
<ポイント要約>
40分で最高回転数が橋本、佐藤、藤嶋。50分で最高回転数が梅津、鈴木、上田。この6人は落合コーチが1時間ピッチングで求めていたものがクリアしたピッチャー?
落合コーチ:
僕の中ではです。
あっ、これで何かを掴んでほしいなという。
「このタイミング、分かってよ!」っていうメッセージ。
これもね、まだ選手には会っていないですから、僕。
若狭アナ:
これ梅津、今の話は知らないですもんね?
落合コーチ:
知らないですよ。
若狭アナ:
(笑)
落合コーチ:
ここで言っている場合じゃないんですよ。
本当はもう早く選手にこのデータを持って説明をしたいんですよ!
若狭アナ:
この放送はドラゴンズ関係者の皆さん、
ぜひ本人に伝えていただいたほうが。
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「スポ音」をお聞き頂き、ありがとうございました!ゲストは中日ドラゴンズヘッド兼投手コーチの落合英二さん。フル放送にフル出演でした。論拠となるデータをもとに投手の適性やキャンプの取り組み方などに対する持論を語ってくれました。ぜひ、radikoのタイムフリーでお聞きください! #スポ音 pic.twitter.com/P2EdfwqbYW
— 若狭敬一のスポ音 (@cbcspoon1053) January 8, 2022
《若狭敬一のスポ音 | CBCラジオ | 2022/01/08/土 12:20-15:00》
中日ドラゴンズ春季キャンプの1,2軍振り分け、意外な大抜擢も…? 落合英二コーチ「僕は選手達をまず“その気にさせる”ことが大事だと思っているんで、まぁその気にさせようかなと」
中日投手陣、凄まじい球数を投げ込む
選手達に早く伝えたいという思いが強そうです。