野手の守備力をデータから分析し評価する “1.02 FIELDING AWARDS 2020”二塁手部門https://t.co/MbJtSHMbW1
— DELTAGRAPHS (@Deltagraphs) January 7, 2021
外崎修汰が受賞した二塁手部門。アナリスト道作氏は、走者がいる状況での二塁手の判断に注目して分析を行った。リスクを負いながら先の塁をよりアウトにできているのはどの二塁手だろうか。
■2020.01.07 1.02 – Essence of Baseball | DELTA Inc.
野手の守備力をデータから分析し評価する “1.02 FIELDING AWARDS 2020”二塁手部門
野球のデータ分析を手がける株式会社DELTAでは、2020年の日本プロ野球での野手の守備における貢献をポジション別に評価し表彰する“1.02 FIELDING AWARDS 2020”を発表します。これはデータを用いて各ポジションで優れた守備を見せた選手――いうならば「データ視点の守備のベストナイン」を選出するものです。
▼対象二塁手に対する9人のアナリストの採点
【評価にあたって】
今回の守備評価にあたっては、すべてのポジションについて過去3年間の守備成績に「今年度3」「前年2」「前々年1」の荷重をかけて順位づけした。打撃指標に比べ守備指標は数値の偏りが大きく出やすいため、より確かな結果を求めるには多くのサンプルがほしいところであり、複数のシーズンにわたって良好なスタッツを残してきた選手を現時点での名手と考えたためである。
ランキングについては表1の通りとなった。3年通算の順位と今年1年間の順位があまり変わらないシーズンとなっている。当然のことながら新旧交代時期ではこのような結果は見られない。今年は出場メンバーが固定化される方向にあって、個々の能力の格付けが安定化したシーズンに当たったと言えるのかもしれない。NO.1となったのは西武の外崎修汰。二塁手としてのフル出場はまだ2シーズン目だが、今年度の指標が非常に大きく、また前年の数字も良好なものであったため2位を少し離した1位と評価した。2位の吉川尚輝(読売)、3位の菊池涼介(広島)の並びも、2020年のUZRの並びと同じである。
▼表1 二塁手の評価
▼二塁手がアウトを奪った際の塁状況別の得点期待値変化
▼表3 走者を置いた際の二塁守備での得点期待値変化(2020年)
▼表4 無死・1死で一塁に走者を置いたとき、一塁以外への送球(リスクテイク)率(2020年)
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