■2020.12.28 日刊スポーツ
中日伊東ヘッド「捕手固定できないと落ち着かない」
-今季は木下拓が88試合に出場してブレイクした
伊東:
一番は(去年主力だった)加藤が伸び悩んだところ。木下に出番がきた。
-A(アリエル)・マルティネス、郡司らを退けての定着
伊東:
捕手としての技術。取る、スローイング、構え方、座りがいい。試合に出るうちに、性格が優しい弱点を克服した。打つ方は元々、魅力があり、ここぞという場面で打ってくれた。打つことで、いいリズムで守りに就けた。大野雄が育ててくれた。
-リード面の成長点は
伊東:
投手の一番いいボールを引き出すことを覚えた。使っている側も、あそこまでできると思っていなかった。
-アリエルのケガも大きかったか
伊東:
彼の場合は捕手としてではなく、打撃だからね。俺らは守りを重要視する。でも長打が打てない打線で彼(アリエル)は長打もある。
-来季は木下が正捕手筆頭か
伊東:
こちらの考え方次第。最低線を今年できたところからスタートさせるか、もう1回ゼロからスタートさせるか。少し目線を上げた状態から木下はスタートさせる。
-木下に求めるものは
伊東:
100試合は出られる体力をつけて欲しい。休みながら出させる余裕はない。1人で1年をまかなって欲しい。
-捕手の体力とは
伊東:
やっぱり精神的なもの。勝てば心地よい疲れ。でも接戦で逆転されたときのダメージは大きい。レギュラーを取れば、次の日に切り替える強さが出る。試合に出れば出るほどついてくる。
-来季の捕手戦略は
伊東:
チームとして、捕手が固定できないと落ち着かない。セのどのチームも固定していない。このチームに来てから思っていた。今年は加藤が一本立ちしてくれるとスタートしてダメだった。ただ今年は木下で進んだけど、来年も木下かと言えばわからない。また今年と同じような状況で進むと、チームとして来年も苦しい。木下を頭と考えている。加藤の奮起も促します。加藤が良くなれば、木下も良くなる。桂もいる。来年はその3人かアリエルが捕手として本格的にやれるか。
-来季優勝に向け、捕手以外の強化ポイントは
伊東:
点が取れないのは相変わらず。長打不足はしょうがない。足を使ったり、小技をからめた機動力で1点を取りにいくしかない。
-今季33盗塁はリーグ5位でトップの巨人、阪神の80個の半分にも満たない
伊東:
思い切りがない。行けのサインは出しているけど、なかなか行けないのが現状。オープン戦とかでは、アウトになってもいいからとにかくトライしていく。アウトになっても、何かをつかめば次につながる。
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中日・伊東勤ヘッドコーチ「相変わらず点は取れない。足を使ったり小技で1点を取りにいくしかない」
中日・伊東勤ヘッドコーチ「君たちはやっぱり覇気がない」
フォロワーさんの反応 / ネットの反応
久し振りに伊東ヘッドが表にでてきた
1番手がキノタクで2番手が加藤ってことか
今シーズンだけ見れば木下だけど、試合数減ったり交流戦もない異例のシーズンでもあったから参考にならない部分もある
木下を有力候補としてまた競争にはなるよな
この記事を読んで浮かんできた疑問点
・郡司、石の若手2人の名前が1ミリも出ないのはなぜ?
・なぜまだ加藤が2番手に近い扱いなのか?
・今のメンバーで長打を諦め機動力頼みはそもそも走力面で難しいのでは?
考えがあるとは思うが…
頼むぞ伊東ヘッド
きのたく正捕手は確定
木下もまだ1シーズンだけ
まだレギュラーとは言えないって事でしょ
加藤も桂も頑張れ
実際キノタクがメインになってから成績が安定したからなあ
まずはキノタク正捕手体制で行くでしょう
桂の名前が出てきてちょっと嬉しい
木下が筆頭、他にアリエル、桂、加藤が争える位置にいると伊東ヘッドは考えているということだね
今回、伊東ヘッドから名前が挙がったのは4人ですが若手捕手陣も負けじと猛アピールしてきたいですねぇ。