■2024.09.17 CBC MAGAZINE(CBCマガジン)
どんな場面でも投げこなすタフで最強の便利屋 藤嶋健人の矜持
『ホームランと盗塁いつかやりたい』究極のユーティリティ、真の野望は…
そんな藤嶋投手の“最強の便利屋”という称号に相応しい活躍が見られたのは、7月13日のタイガース戦。先発の涌井秀章投手が2回で降板するという緊急事態に見舞われた。4番手でマウンドに上がって追加点のピンチを切り抜けて、5年ぶりとなる打席にも立った。藤嶋投手は高校通算49ホーマーとドラフト時に野手指名を検討する球団もあるほどの強打者であり、期待が高まった。ブランクがあってもやはり才能か、しっかりとヒットを打って得点をもぎ取った。
藤嶋投手「プロ初打点だったので嬉しいですよね、プロで一個記録が付くってことは。あと、ホームランと盗塁、いつかやりたいなと思っています笑」
投打にわたる活躍で、ドラゴンズを勝利に導いたのは藤嶋健人だった。
藤嶋投手「なかなか打席に立てる機会はないので、もちろんピッチングの方で無失点におさえられたのが一番仕事はできたとは思いますけど。まぁ、ヒットはたまたまです、オマケでついてきたようなもの。でも、自分の仕事ができて良かったです。」
やはり、ピッチングが本職だという仕事人のプライドを感じさせる。与えられた仕事をしっかりとこなしつつも、静かに心の中の炎を燃やすような熱を感じた。
記事全文を読む
中日・藤嶋健人、『パワフルプロ野球2024-2025』9月26日(木)アップデートでの能力変化
プロ入りした当初、中日・藤嶋健人が「やっぱり1軍のピッチャーって凄いんだな」というのを感じた存在
打撃の記録にも意欲です。