■2024.06.11 信濃毎日新聞デジタル
最悪の場合、指切断…打撲のはずが「尋常じゃない痛み」 致死率3割の「人食いバクテリア」に感染した長野県の27歳野球選手の闘病https://t.co/TTDqjh2lqg
— 信濃毎日新聞デジタル (@shinmaiweb) June 11, 2024
■2024.06.11 信濃毎日新聞デジタル
最悪の場合、指切断…打撲のはずが「尋常じゃない痛み」 受診したら致死率3割の「人食いバクテリア」感染 27歳野球選手の壮絶な闘病体験
5月20日、左手中指に痛みが出た。前日は群馬県で行われた試合に出場。出塁時に「ベースに指を突いたのかな」と思い、長野市内の整形外科を受診した。この時は打撲と診断された。しかし、福島県へ移動した21日、左手全体がぱんぱんに腫れ上がった。痛み止めも効かない激しい痛みに、「打撲じゃない」。数日前に左手中指に切り傷を負っていた。「菌が入ったのかも」。22日夜にチーム拠点の中野市に戻り、総合病院を受診した。
左手は化膿(かのう)しており、医師から緊急手術を―と言われたが、「しばらく野球ができない…」と決断できなかった。23日朝に受診した別の病院でも緊急手術を勧められた。この日の夕方に手術を受け、たまっていた膿(うみ)を取り除いた。劇症型溶血性レンサ球菌感染症と診断されたのは手術後のことだ。劇症型溶血性レンサ球菌感染症は「人食いバクテリア」とも呼ばれ、進行が早ければ、指が壊死(えし)して切断する可能性や命の危険もあった。29日に再び手術を受け、菌が残っていないことを確認した。
6月3日に退院し、4日にはチームの練習に姿を見せた。腫れは少し引いたが、左手中指はまだ「あまり感覚がなくまひしている」。それでも「また思いっきりプレーがしたい」とリハビリに励む。滝野さんは自身の感染経験を踏まえ、「我慢せず、おかしいと思ったらすぐ病院で診てもらってほしい」と呼びかけている。
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信濃グランセローズ・滝野要、鋭い打球のタイムリーヒットを放つ!!!
信濃グランセローズ・滝野要「その後の検査で、人食いバクテリアに感染してました」
滝野選手が語りました。