■2023.12.30 RadiChubu-ラジチューブ-
惜しまれ閉店の「ラーメン専科 竜」店主激白!ようやく消えた「10.8のトラウマ」
10.8のワンタン麺
42年の歴史の中で印象的な出来事は、やはり1994年のジャイアンツと最終戦で優勝を賭けた、通称「10.8決戦」。この日は周辺の雰囲気が違ったそうです。
吉田さん「すごかったんだから!このナゴヤ球場の周辺は銀座通りになったんだから。ナイターなのに昼間っから人の波ですわ」
この日の試合前、当時の高木守道監督が食べたのはワンタン麺でした。。
高木さんから「今日はラーメンにするんだけど、何にしよう?」と相談され、吉田さんが提案したのがワンタン麺。
高木さんの大好きなメニューで前日の勝ち試合でも食べていたことから、願掛けの意味もあったそうです。
しかしその夜、ドラゴンズは敗れ、リーグ優勝を逃してしまいました。
吉田さんにはこの出来事が強烈に印象に残っていたようです。
29年間のトラウマ
それから29年経ち、閉店の数日前の出来事。加藤里奈と三浦優奈も「竜」に足を運んでいた日でもあります。
ワンタン麺を頼んだ女性に声を掛けられた吉田さん。それはなんと高木守道さんの奥さんでした。
吉田さん「そりゃあもう、申し訳なかったですね。あんなもの食べさせて負けさせちゃってって」
10.8のことがずっと頭の中にあったそうです。
吉田さん「ワンタン麺のこと、知ってたわけですよ。びっくりしちゃってさあ。『あの時はすいませんでした。ワンタン麺食べさせちゃって優勝させられなくて申し訳なかった』って謝った」
しかし高木さんの奥さんからは「ラーメンのせいじゃない」と言ってもらえ、29年間のトラウマからようやく解放された吉田さん。
吉田さん「高木さんと俺は同い年なんですよ。奥さんも非常に品がいい人でね。高木さんも私と同じで品がいいから、うんうん」
加藤と三浦が「竜」に足を運んだ時、品のいい吉田さんからは「姥桜」と言われました。
吉田さん「姥桜っていうよりも枝垂桜です」
爆笑する3人。
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ワンタン麺のことを知っていたようです。