■2023.12.23 CBCラジオ
『若狭敬一のスポ音』
…
お便り「Q.オフになるとテレビ、ラジオ、イベントにドラゴンズの現役選手がよく出ます。私は普段知ることのできない話が聞けて良いなと思うのですが、私の夫は『そんな暇があるなら練習をしろ!そもそもマスコミも選手を呼ぶな!マスコミがドラゴンズをダメにしている!』と言います。どう思いますか?」
若狭アナ:
(笑)
これ私にも責任があるなぁ!(笑)
ラジオ、テレビで呼びまくってますからね。
しかもイベントもやっちゃっているしなぁ~(笑)
さらにコロナも落ち着いたということもあって3年ぶり,4年ぶりですかね?
各地でイベントが盛り沢山で盛況ですよね。
そういったところの司会にも呼ばれるんですが、
一部いますよね、「そういうのがダメなんだ」と。
「最下位なんだから、もう四六時中練習をしろ!」。
これについて、私は、どうかな、
そんなにモヤモヤすることはない、こっちも仕事だし、
選手のみなさんの声をファンに届けるのも使命だと思いやっているんですが、
なんだか一理あるのかなと若干モヤモヤしていたんですが、
先日、蒲郡のホテルで行われましたトークイベントに出席し答えが出ました。
私は今後もテレビ、ラジオ、イベントに現役選手を呼びたいと思います。
理由は、当然、ファンのためになる、はもちろんあるんですが、
テレビ、ラジオ、イベントなでで自分の意見を語る、お客さんの反応を見る。
「これは選手のためにもなるな」ということが分かりました。
そして一番大事なところ、ここです。
ちゃんとした選手は自己管理ができているということです。
ここは今更知るというわけでもなく、
それはもうずっと前から感じていました。
テレビに出たから、ラジオに出たから、イベントに出たから、
練習をサボって、成績が下るプロ野球選手はあまり私は見ていなかったので大丈夫だなと思っていましたが、
先日の蒲郡のイベントでより確信しました。
ちゃんとした選手は寸暇を惜しんで練習もしているし、
ちょっとのスキを突いて学ぼうとしているということが分かりました。
これは根尾昂投手のことです。
蒲郡のイベントで、珍しくですね1部、2部、
1部が、お昼ですね、
2部が夜だったんですが、
ちょっとディナーショー形式で、
お客さんはご飯を食べて1時間か1時間半くらい、ゆっくりご飯を食べたあとにトークショー、抽選会。
これは1部、お昼の部。
夜もそうですね、ディナーですね。
昼はランチ、夜はディナーを食べて、トーショー、抽選会という形だったんですが、
まず昼の1部の前に、我々4人で控室でサインを書いたり、ちょっと打ち合わせをしたり、食事を取ったり。
1部が終わったら、2部の間に1時間くらい待ち時間があるんですよ。
この間に部屋を用意してくれて、「各部屋でゆっくりしてください」と。
私なんかもうダルダルの1時間半。
「ええ~眺めだな~」と三河湾を眺めながら、写真を撮ったりして、
テレビをつけて、「へぇ~」ってケツをかきながらぼーっとしていましたよ。
ところが根尾昂選手は、まず昼の部が始まる前に、
何やら川上憲伸さんと物凄く熱く語っていて、
いよいよ最後は2人で投球練習のマネを始めたんですよ。
「何をやっているんだろう?」と思って聞くと、
カットボールの投げ方をむちゃくちゃ聞いていました。
で、憲伸さんもプロに教える時って、
ちょっとあの人は目の色が変わるんですよね。
川上:
いやいや、そうじゃななくて、そうじゃななくて、
そうそうそう、そんな感じ、そんな感じ。
という感じ。
私も小耳に挟んでいたら、
川上:
昂はさぁ、
だいたい、遠投となった時に、
どれくらいの距離、離れる?
根尾:
僕は80メートルくらいですかね。
川上:
じゃあ80くらいでカットボールを投げて。
相手がちょっと動くくらいね。
あまり大きく動くと曲がり過ぎだし、
全然、動いてないとなると、それは曲がっていないことだから、
ちょっとフワフワと寄って、あれっ?もとに戻るみたいな、
そういう放物線を描けるようなカット回転のボールがいくと大丈夫。
それは80メートルで、そのような感覚にしたら、
18.44はハマるから。
と。
むちゃくちゃなんか、もう高度すぎて、
僕には分からなかったのですが、
カットボールの話を寸暇を惜しんで根尾昂投手は学ぼうとしているんです。
で、ビックリしたのは1部、2部の間の、
私がケツをかいてテレビを見ていた時、
根尾選手は着替えて、ストレッチをして、
しっかりと体の柔軟性、可動域を高め、広めていました。
ストレッチ用の服、ストレッチ用の器具をなんと蒲郡のホテルまで持ってきていました(笑)
ちゃんとした選手というのは自己管理できています。
そして寸暇を惜しんで学ぼうとしています。
『若狭敬一のスポ音』
12時20分からは「スポ音」を聞きください。今日のゲスト柳裕也投手のサイン色紙をプレゼントします。FAX、メール、Xで募集中。このアカウントをフォローして #スポ音 を付けてください。「山田久志の栄光に近道なし」は今年の阪神タイガース振り返りです。お楽しみに! pic.twitter.com/15iVr9pqzj
— 若狭敬一のスポ音 (@cbcspoon1053) December 23, 2023
今日の「スポ音」ゲストは柳裕也投手でした。ノーヒットノーラン未遂話から中田翔選手話まで多岐に渡りました。聞き逃した方はradikoタイムフリーで!17時からのトークライブも盛り上がりました。12月30日は年末特番です。お楽しみに! #スポ音 pic.twitter.com/j1he7sxgiM
— 若狭敬一のスポ音 (@cbcspoon1053) December 23, 2023
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お便り「Q.オフになるとテレビ、ラジオ、イベントにドラゴンズの現役選手がよく出ます。私は普段知ることのできない話が聞けて良いなと思うのですが、私の夫は『そんな暇があるなら練習をしろ!そもそもマスコミも選手を呼ぶな!マスコミがドラゴンズをダメにしている!』と言います。どう思いますか?」
若狭アナ:
(笑)
これ私にも責任があるなぁ!(笑)
ラジオ、テレビで呼びまくってますからね。
しかもイベントもやっちゃっているしなぁ~(笑)
さらにコロナも落ち着いたということもあって3年ぶり,4年ぶりですかね?
各地でイベントが盛り沢山で盛況ですよね。
そういったところの司会にも呼ばれるんですが、
一部いますよね、「そういうのがダメなんだ」と。
「最下位なんだから、もう四六時中練習をしろ!」。
これについて、私は、どうかな、
そんなにモヤモヤすることはない、こっちも仕事だし、
選手のみなさんの声をファンに届けるのも使命だと思いやっているんですが、
なんだか一理あるのかなと若干モヤモヤしていたんですが、
先日、蒲郡のホテルで行われましたトークイベントに出席し答えが出ました。
私は今後もテレビ、ラジオ、イベントに現役選手を呼びたいと思います。
理由は、当然、ファンのためになる、はもちろんあるんですが、
テレビ、ラジオ、イベントなでで自分の意見を語る、お客さんの反応を見る。
「これは選手のためにもなるな」ということが分かりました。
そして一番大事なところ、ここです。
ちゃんとした選手は自己管理ができているということです。
ここは今更知るというわけでもなく、
それはもうずっと前から感じていました。
テレビに出たから、ラジオに出たから、イベントに出たから、
練習をサボって、成績が下るプロ野球選手はあまり私は見ていなかったので大丈夫だなと思っていましたが、
先日の蒲郡のイベントでより確信しました。
ちゃんとした選手は寸暇を惜しんで練習もしているし、
ちょっとのスキを突いて学ぼうとしているということが分かりました。
これは根尾昂投手のことです。
蒲郡のイベントで、珍しくですね1部、2部、
1部が、お昼ですね、
2部が夜だったんですが、
ちょっとディナーショー形式で、
お客さんはご飯を食べて1時間か1時間半くらい、ゆっくりご飯を食べたあとにトークショー、抽選会。
これは1部、お昼の部。
夜もそうですね、ディナーですね。
昼はランチ、夜はディナーを食べて、トーショー、抽選会という形だったんですが、
まず昼の1部の前に、我々4人で控室でサインを書いたり、ちょっと打ち合わせをしたり、食事を取ったり。
1部が終わったら、2部の間に1時間くらい待ち時間があるんですよ。
この間に部屋を用意してくれて、「各部屋でゆっくりしてください」と。
私なんかもうダルダルの1時間半。
「ええ~眺めだな~」と三河湾を眺めながら、写真を撮ったりして、
テレビをつけて、「へぇ~」ってケツをかきながらぼーっとしていましたよ。
ところが根尾昂選手は、まず昼の部が始まる前に、
何やら川上憲伸さんと物凄く熱く語っていて、
いよいよ最後は2人で投球練習のマネを始めたんですよ。
「何をやっているんだろう?」と思って聞くと、
カットボールの投げ方をむちゃくちゃ聞いていました。
で、憲伸さんもプロに教える時って、
ちょっとあの人は目の色が変わるんですよね。
川上:
いやいや、そうじゃななくて、そうじゃななくて、
そうそうそう、そんな感じ、そんな感じ。
という感じ。
私も小耳に挟んでいたら、
川上:
昂はさぁ、
だいたい、遠投となった時に、
どれくらいの距離、離れる?
根尾:
僕は80メートルくらいですかね。
川上:
じゃあ80くらいでカットボールを投げて。
相手がちょっと動くくらいね。
あまり大きく動くと曲がり過ぎだし、
全然、動いてないとなると、それは曲がっていないことだから、
ちょっとフワフワと寄って、あれっ?もとに戻るみたいな、
そういう放物線を描けるようなカット回転のボールがいくと大丈夫。
それは80メートルで、そのような感覚にしたら、
18.44はハマるから。
と。
むちゃくちゃなんか、もう高度すぎて、
僕には分からなかったのですが、
カットボールの話を寸暇を惜しんで根尾昂投手は学ぼうとしているんです。
で、ビックリしたのは1部、2部の間の、
私がケツをかいてテレビを見ていた時、
根尾選手は着替えて、ストレッチをして、
しっかりと体の柔軟性、可動域を高め、広めていました。
ストレッチ用の服、ストレッチ用の器具をなんと蒲郡のホテルまで持ってきていました(笑)
ちゃんとした選手というのは自己管理できています。
そして寸暇を惜しんで学ぼうとしています。
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若狭アナが明かしました