■2023.12.04 中日スポーツ
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■2023.12.04 中日スポーツ
中田翔は中日でも活躍できるのか? 広いバンテリンドームへの対応、年齢的な衰えの懸念は【データで分析】
広い球場でも本塁打を打てるか
中田の持ち味は打率や出塁率ではなく、長打力だ。本塁打1本を打つのに要した打数を示す「本塁打率」は22年が14.08で、キャリアを通して最速ペースで本塁打を量産していた。23年は中盤に故障から調子を落としたが、それでも17.53。これはパ・リーグ本塁打王の浅村栄斗や近藤健介を上回り、ポランコとほぼ互角のペースだ。けがに苦しんだが、まだまだ長打力は健在といえる。
最近2年間で本塁打が多いのは外野フェンスの膨らみが少ない東京ドームの恩恵も考えられる。しかし、実は最近2年間は広いバンテリンドームでも51打数で4本塁打とよく打っている。打数は少ないが、バンテリンドームの本塁打率は22年が13.00、23年は12.50。これは同年の東京ドームと同程度の数字だ。同じく広い札幌ドームでも、20年の本塁打率は14.00。同年の31本塁打のうち約半分を札幌ドームで打っており、広い球場で本塁打が激減する懸念はないとみて良いだろう。
打撃に衰えはないのか
次に選球眼や長打力を各指標で比較してみる。打席あたりの三振率や、バットに当てる「コンタクト率」は、年によって多少の上下はあるが、13年以降は大きな変化がない。速球や変化球への対応も目立った衰えはなく、23年は150キロ以上の速球に対して3割近い打率を残している。一方、打席あたりの四球の割合や、ボール球に手を出す「ボールゾーンスイング率」、得点圏打率は最近2年間で少し悪化している。
長打力は、むしろ近年の方が数値が良い。単打を除いた長打力を示す「IsoP」は20年がキャリアハイ。出塁率と長打率を足した「OPS」は22年が、13年に次いで2番目の数字だった。ゴロとフライの割合に目立った変化はなく、外野フライ打球に占める本塁打の割合「HR/OF」は、東京ドームを本拠地とした22年がキャリアハイ。札幌ドームが本拠地だった20年が2番目に続き、近年の方が外野への飛球の質は上がっている。「HR/OF」は23年も岡本和真や村上宗隆よりは劣るが、ポランコや近藤健介と同程度で、浅村栄斗や牧秀悟よりも高い。故障離脱が増えたこと以外、打者として目立った衰えはなさそうだ。
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スポーツ報知「来季、お立ち台で中田翔とドアラのこんなシーンが見られるかも(合成写真)」
中日・大野雄大投手、中田翔選手の加入による好影響にも言及
数字をもとに言及です。