中日・小笠原慎之介投手、現在試していることを明かす

■2023.09.14 中日スポーツ

小笠原慎之介、省エネ配球挑戦も勝ち星ならず今季11敗目「いろいろ考えて、試さなければ」【中日】


　「どうやってシンプルに球数を減らして抑えるか。それを考えて投げました」。序盤にカーブを減らしたのは中盤以降へ取っておくためか。速球、スライダーをメインにした配球で省エネを心がけた。4回に牧に左翼席へ先制弾を許し、同点で我慢して、追加点を待つ中で6回2死一塁からソトに浴びた勝ち越し2ラン。やってはいけない失点だった。

　今季、7イニング以上を投げて自責点2以下のHQS（ハイクオリティースタート）は11度で5勝3敗。一方で、自責点3以上の試合は9試合で7敗、未勝利。左腕にとってクオリティースタートに価値も勝ちもないのが現実として横たわる。

　2年連続2桁勝利は望み薄となっている。「来季へ向けて、どう球数を少なくイニングを食っていけるか。いろいろ考えて、試さなければいけません」。残りの登板試合に意味を持たせて戦い抜く。

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長いイニングについて挑戦しているようですねぇ。

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