■2020.05.15 週刊ベースボールONLINE
糸井嘉男、平田良介、長野久義……シーズン20本塁打がない「意外な選手」たち
恵まれた肉体から豪快なアーチを飛ばすイメージが強いが、本塁打数の少なさを見て意外に感じる選手はいないだろうか。身体能力は球界屈指の阪神・糸井嘉男、高校通算70本塁打の中日・平田良介、確実性に加えてパンチ力もある長野久義……彼らは意外にもシーズン20本塁打を打ったことが一度もない。
・糸井嘉男(日本ハム、オリックス、阪神)
※プロ17年目
※1502試合出場 打率.302、163本塁打、697打点、297盗塁
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・平田良介(中日)
※プロ15年目
※1100試合出場 打率.273、101本塁打、453打点、40盗塁
大阪桐蔭高で1年秋から四番に座り、高校通算70本塁打をマーク。3年夏の甲子園で1試合3アーチを放つなどスラッガーとして名を轟かせていた。中日に2006年高校生ドラフト1巡目で入団した際は、当時の落合博満監督が「あれだけ振れる選手はそうはいない。鍛えれば俺以上の打者になる」と高く評価していた。入団後は勝負強い打撃で中距離打者として活路を見いだしている。18年には打率.329、9本塁打をマーク。広いナゴヤドームを本拠地に置いている影響もあり、シーズン最多本塁打は13年の15本塁打が最多だ。
・長野久義(巨人、広島)
※プロ11年目
※1281試合出場 打率.285、142本塁打、520打点、93盗塁
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・福田永将(中日)
※プロ14年目
※608試合出場 打率.263、69本塁打、243打点、0盗塁
貴重な右の長距離砲だが、17年、19年の18本塁打が最多で20本を突破できない。横浜高で高校通算49本塁打を放ち、入団当初から将来のクリーンアップ候補と期待されたが、20代前半は度重なる故障の影響もあり一軍に定着できなかった。いわゆる「遅咲きの選手」で、17年に95試合出場で18本塁打、昨年も8月に8本塁打を放つなど105試合出場で18本塁打をマークしている。本拠地が広いナゴヤドームだが、全試合出場できれば20本塁打は十分に達成可能な数字だろう。
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糸井が一番意外だわ
あんなゴツい体なのにな
平田は高校時代は大砲だったのに…
ナゴヤドオオオオオオオオオオム←原因の一つ
平田も長打があったのは高校時代の話だし、長野も右打ちが上手い選手だから、決して意外というほどでもない
やっぱり意外なのは糸井だよね
福田は好不調の並が激しすぎてなあ
実際規定乗った年も本塁打増えなかったし
糸井さん弾道が低いライナー打球なのでHRは出にくい印象
ホームランバッターはライナーというより角度のある山なりの打球が多いかな?
平田の場合は桐蔭の西谷監督も甲子園であれだけ打ったから期待されてるけど、本来は長距離砲ではないとハッキリ言ってたからなぁ
16・17年から意識を変えて、中距離打者となった平田
いろいろ葛藤もあっただろうが、攻守の安定感は12球団のライトの中でもトップクラス
平田は今のままの意識で良いと思う。福田はもうガンガン一発狙いで
福田はまだ可能性はあるんじゃない
ヤクルトの畠山っぽく、これから芽が開く可能性も
中日ドラゴンズの場合は日本人選手で20本以上というのが2010年の和田&森野というところまで遡りますからねぇ…。福田選手に期待です…!