■2020.03.26 中日スポーツ
イチローと重なる物語…逸材・岡林を中日はなぜ“ドラフト5位”で獲得できたか 2年前つながった『青い糸』
2018年7月17日。夏の三重大会が行われた津市営球場のネット裏に、中日は松永編成部長、米村チーフスカウトら4人が駆けつけた。お目当ては当時、菰野高2年生だった岡林ではなかった。1学年上の田中(現広島)の最終チェックである。伊勢高との2回戦は、5回コールドで終わった。その試合に「5番・左翼」で出場した岡林は、場外を含む2本塁打を放った。
「どちらもインコースの難しい球でした。それをうまくさばく打撃を見て、投手よりも野手で欲しいと思ったんです」
松永部長が振り返る。視察したのは中日だけではなかったが、地の利もあり、編成幹部が来ていたことが幸いした。投手としての才能もあるが、18歳での指名は踏ん切りがつかない。しかし、この俊足と強肩ならば、今すぐプロに入っても一級品。よし、外野手で指名しよう―。まさに4位での歴史的な大物釣りとなったイチローと重なるストーリーである。
先輩にドラフト候補がいなかったら…。その試合で強烈な本塁打を打っていなかったら…。4位までに2人の投手を指名していた中日も、投手・岡林を見送っていたかもしれない。人生は運と縁。2年前の夏、中日と岡林は青い糸でつながったのだ。
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フォロワーさんの反応 / ネットの反応
いつどこから逸材が出でくるかわからない
そういった選手は少ないにしろ、こういった色々な選手の将来が楽しみ
5位まで良く残ってたよ
去年の中日のドラフト指名で石川と共に将来のレギュラー候補が獲れたんじゃないか?
他球団に指名されず本当に良かった
岡林に限らず、数々の運を迎えてプロ野球選手になった方もたくさんいる
逆に運に恵まれずにプロ野球選手になれなかった逸材、スーパースターもいたのでしょうね
実際問題、プロに注目されなかっただけでポテンシャルが高くプロでも将来的通用した人は多いかもね
高校野球が集大成で、それ以降はやめちゃう人多いし
菰野はそこそこの頻度で好投手産むよね
過度な期待は禁物。荒木・森野でもモノになるまで10年近くかかったので
でも、石川・岡林にはワクワク感がありますね
この記事の真価は数年後に分かるでしょう
ホントにそうなってくれれば中日ファンとしては嬉しい
竜の未来で大暴れし、この出会いが運命の出会いだったと思える日が来てほしいですねぇ…