■2022.09.01 集英社スポルティーバ(@webSportiva)さん / Twitter
スポルティーバ、五十嵐亮太さんインタビュー。今回のテーマは「気になる若手」、こちらは前編セ・リーグ編。どうぞご覧ください!
— SHOICHI HASEGAWA (@HasegawSh) September 1, 2022
五十嵐亮太が気になるセ・リーグの若手たち。中日の根尾昂は投手転向が「バッティングにも生かされるはず」|https://t.co/sGprWJOv9R
「やっぱり、ポテンシャルは非凡なものがあります」
— 集英社スポルティーバ (@webSportiva) September 1, 2022
今シーズンの #セ・リーグ で目立った新人、若手選手について #五十嵐亮太 さんに伺った。 https://t.co/NzXUHBd4r6
■2022.09.01 集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva
五十嵐亮太が気になるセ・リーグの若手たち。中日の根尾昂は投手転向が「バッティングにも生かされるはず」
根尾昂の投手転向について思うこと
――さて、ここからはシーズン途中に正式に「投手転向」となった中日・根尾昂投手について伺います。この選択、決断についてはどう思いますか?
五十嵐 驚きましたね。これまで、「投手から野手」というケースはしばしばあったけど、「野手から投手」というのは珍しいですから。打者としては、これまでかなりチャンスをもらっていましたし、今年の中日では岡林勇希選手の台頭もあった。このあたりで「投手に専念しよう」と考えるのは悪い決断ではないと、僕は思いますね。
――現在、中継ぎ投手としての登板が続いていて、19試合に登板して防御率4.19、1ホールド。五十嵐さんは彼のピッチングをどのように見ていますか?
五十嵐 今年の春のキャンプでは、投手としての調整はしていなかったはずなのに、いきなり中継ぎで起用されてきちんとストライクが入るということに、まず驚きました。普通は、かねてから準備をしていないとなかなかストライクを投げられないものなんですが、彼は150キロを超えるストレートも投げている。やっぱり、ポテンシャルは非凡なものがありますね。
――もちろん、まだまだ課題もあるでしょうし、これからさらに伸びていくものと思われますが、根尾投手の今後についてはどう考えていますか?
五十嵐 これから、投手としての体の使い方をどんどん覚えていくでしょう。「どうすればキレのあるストレートを投げられるのか?」「変化球の精度を上げるにはどうすればいいのか?」といった、細かくて微妙な体の使い方を学んでいくと思います。そして、それは彼にとって新たな効果も生み出す可能性もあります。
――「新たな効果」とは、具体的にはどんなことですか?
五十嵐 理想的なピッチングフォーム、自分の理想の感覚を掴むことが、バッティングにも生かされるんじゃないかと。そういったことは、ピッチャーだった選手がバッターをやる時によくあることですが、根尾選手のようにバッターからピッチャーになる場合でも、同じようなことがあると思います。昔、石井弘寿さんも同じようなことがありました。
――五十嵐さんと一緒に「ロケットボーイズ」で活躍した、現東京ヤクルトスワローズ投手コーチの石井弘寿さんですね。
五十嵐 一時期、石井さんに「野手転向」の話があったんです。それで、春のキャンプでバッティング練習をしまくっていたら、逆にピッチングが急激によくなって、ピッチャーに専念することになりました。ちょっとした体の動かし方でパフォーマンスが大きく変わることもありますから、そういう意味で根尾投手は楽しみしかないでしょうね。
記事全文を読む
中日・仁村徹球団編成統括が語る根尾昂投手の“良いところ、良いピッチャーの条件” 「凄いですよね」と驚くデータが…?
吉見一起さんから中日・根尾昂投手への“アドバイス”「先発をするなら…」
バッティングも良くなっていくのではと見ているようですねぇ。