■2022.08.07 スポーツナビ 野球編集部(@sn_baseball_jp)さん / Twitter
中田宗男が明かす「新人監督落合博満」
落合竜を支えたスカウトの懺悔
(写真:Timely!編集部/スポナビアプリ限定)
連載:2004年・新人監督落合博満
中田宗男が明かす「新人監督落合博満」
落合竜を支えたスカウトの懺悔
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連載:2004年・新人監督落合博満
中田宗男が明かす「新人監督落合博満」
— スポーツナビ 野球編集部 (@sn_baseball_jp) August 6, 2022
落合竜を支えたスカウトの懺悔
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■2022.08.06 スポーツナビ
中田宗男が明かす「新人監督落合博満」 落合竜を支えたスカウトの懺悔
優勝争いをしていた頃から常に迷いがあった
――育てきれない現場指導陣の問題と考えたことはないのでしょうか?
それは一番やってはいけないこと。逆に現場の星野さんや落合さんから、獲った選手について「あいつはダメだった」と責任を転嫁するような言葉は一切聞きませんでした。選手が活躍できなければスカウトとして責任を感じますが、「残念ながら力がなかった」と思うようにしていました。その一方で、他球団に入った強打者がガンガン打っているのを見ると、「ウチに来ていたらどうなっていたんだろう?」と思ってしまいます。まあ、活躍できてよかったと思わないと、やっていられないですよ。
――立浪和義さん、今中慎二さんなど、あれほど球団を背負う逸材をスカウトしてきた中田さんの自信が揺らいでしまったのでしょうか。
チームが優勝争いをしていた頃から、常に迷いがありました。その場しのぎではないのですが、社会人の伸び盛りの選手をたくさん獲ってみてもうまくいきませんでした。最後は裏目裏目に出ていましたね。
――落合さんは監督退任後、2013年10月から2017年1月までGMとしてチーム編成に携わっていました。それでも、強打者不足は改善できなかったのではないでしょうか。
みなさんが思っておられるほど、落合さんが中日のドラフトを何でも決めていたわけではなかったんです。「高校生はわからないから任せる」と、ご自身はほとんど社会人の試合だけ視察しておられました。こちらのわがままを聞いてくれる年もありましたし、そこで指名した選手が大成できていないのがすべてだと思います。
――中田さんは今年1月で中日を退職しました。昨年のドラフトではブライト健太(上武大)、鵜飼航丞(駒澤大)ら強打者を続々と指名しましたが、中田さんも何かアドバイスをされたのでしょうか?
「根こそぎバッターでいこうよ」と進言しました。いいなと思う選手がいれば、みんな獲ろうよと。結局、一人前の強打者が出るまでは獲り続けるしかありません。誰か一人出てくれば、二人、三人……と次から次へと出てくるものなんです。
私も落合さんも中日から離れてしまいましたが、これから強打者が出てくることを静かに見守りたいですね。
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元中日スカウト・中田宗男さん「練習を見ていると選手自身の迷いを感じるんです。長距離砲になるのを諦めるような節を感じる。どこかのタイミングでアベレージ重視に向かう傾向があるんです。かといって球場を狭くすればいいのか、我々も…」
元中日スカウト・中田宗男さんが明かした、ドラフト指名時の根尾昂投手の“評価”「球団としては…」
当時の事情を明かしてくれました。