■2022.01.13 東海ラジオ
『大澤広樹のドラゴンズステーション』
…
大澤アナ:
セカンドキャリアのお話を前回の出演の時していただきましたが、
藤井さん、現役時代にも飲食店初めてみたり、色々ありましたけれど、
他の選手を見渡した時に、辞めたあとのことを考えている人って?
藤井:
まぁ、うっすら考えてる人はいるとは思うんですけど、
僕ね、これは日本のプロ野球界の空気というか風潮を変えるべきだと思うんです。
大澤アナ:
と、いいますのは?
藤井:
アメリカでやってるメジャーリーガーとかって必ず副業とかやっているんですよ。
大澤アナ:
そうです、そうです。
藤井:
彼等のその理由を聞けば、
「こんなね、ケガしたら明日から無職だと、こんな不安定な仕事しているのに、これ以外の収入が確保できていなかったら、どうやってこれを打ち込むんだ」というのがやっぱりアメリカの考えで、
そうするといろんなこと勉強するじゃないですか?
その先の社会のこと考えてプロ生活を過ごすということで、
社会にやっぱりすんなり出ていけたりもするし、
色々と知識も増えるし、
それに対して日本って「そんなことやっているんだったらもっと野球やれ!」とか全く逆なんですよね。
死ぬまでプロ野球選手でお金貰って生活するならいいですけど、そんなの絶対無理な話で、
海外を経験した選手、
日本人でサッカー選手とか海外にいっぱい行くじゃないですか。
だからサッカー選手って海外からそういう話を持ってくるからサッカー選手のほうが凄く先を考えてる。
大澤アナ:
辞めたあとに何をやろうかなと?
藤井:
現役が短いというのもあるし。
本当にいつやれなくなるかが分からないところに本当にシビアに向き合ってる人は、やっぱり僕は考えると思うんですよ。
そうだし考えるべきだと思います。
大澤アナ:
昨日、この番組は山崎武司さんがスタジオに来てくださったんですが、
新人選手に掛けたい言葉で1番は、
山崎:
野球バカになるな。
やっぱり他のことも引退した後のことを考えたら必要なんだよ。
ということをおしゃってましたが、
藤井さんも全く同じですね?
藤井:
全く一緒だし、
それはね、やっぱり山崎さんとかは色々な人のこの繋がりがあるから余計に思うんでしょうね。
僕もありがたいことに社会人野球を経験して、
一般社会の空気を経験して入ってるのが大きいと思います。
ある程度、お金の価値が一般社会のサラリーマン大卒1年目にどれくらい貰えるのだろうとか、
分かった上で入ってるとなると色々ちょっと高卒で入るのと違うのもあるんで、
出会う人に対して喋る内容もちょっとずつ変わっていくんですよ。
山崎さんの言う、そういう「野球バカになるな」っていうのは、
これは裏返せば「野球やる時は一生懸命やれ」、要はオンオフというか、
「それだけじゃないよ」という視野を広く持てということだと思うんで、
本当に僕も大事だと思いますね。
大澤アナ:
これがスポーツ界、野球に限らず、
引退したあとどうするか、凄く大事だと思うんですね。
藤井:
これって日本のプロスポーツ界の全体の実は抱える問題だと思うんですよね。
大澤アナ:
そうですね。
みんな多くは例えば野球、
「アマチュア野球の指導者になりたい」という方がたぶん多いと思うんですけど、
これまたそんな簡単なものでもないですけどね。
藤井:
僕も資格回復のね、色々やってますけど、
それで資格回復したからといって、
じゃあ結局「高校野球の指導者やります」、
それってやっぱり元プロ野球選手としてという肩書を持っていく中で野球以外のことが教えれなければダメだと思うんですよね、結局はね。
どうしたって、やっぱり野球以外を知っておくべきだと思うんで、
「視野を広く」っていうのは、これからの特に時代が時代なんで、
これから本当にテーマのように若い選手には言わなきゃいけない話じゃないですかね、きっと。
『大澤広樹のドラゴンズステーション』
『大澤広樹のドラゴンズステーション』、きょうは藤井淳志さん登場!ルーキーたちの声もお届けします。三ツ間卓也さんも!#東海ラジオ #ドラゴンズ #ガッツナイター #ドラステ #ドラゴンズステーション pic.twitter.com/wspdC9N8IE
— 大澤広樹(東海ラジオアナウンサー) (@osawahiroki) January 13, 2022
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大澤アナ:
セカンドキャリアのお話を前回の出演の時していただきましたが、
藤井さん、現役時代にも飲食店初めてみたり、色々ありましたけれど、
他の選手を見渡した時に、辞めたあとのことを考えている人って?
藤井:
まぁ、うっすら考えてる人はいるとは思うんですけど、
僕ね、これは日本のプロ野球界の空気というか風潮を変えるべきだと思うんです。
大澤アナ:
と、いいますのは?
藤井:
アメリカでやってるメジャーリーガーとかって必ず副業とかやっているんですよ。
大澤アナ:
そうです、そうです。
藤井:
彼等のその理由を聞けば、
「こんなね、ケガしたら明日から無職だと、こんな不安定な仕事しているのに、これ以外の収入が確保できていなかったら、どうやってこれを打ち込むんだ」というのがやっぱりアメリカの考えで、
そうするといろんなこと勉強するじゃないですか?
その先の社会のこと考えてプロ生活を過ごすということで、
社会にやっぱりすんなり出ていけたりもするし、
色々と知識も増えるし、
それに対して日本って「そんなことやっているんだったらもっと野球やれ!」とか全く逆なんですよね。
死ぬまでプロ野球選手でお金貰って生活するならいいですけど、そんなの絶対無理な話で、
海外を経験した選手、
日本人でサッカー選手とか海外にいっぱい行くじゃないですか。
だからサッカー選手って海外からそういう話を持ってくるからサッカー選手のほうが凄く先を考えてる。
大澤アナ:
辞めたあとに何をやろうかなと?
藤井:
現役が短いというのもあるし。
本当にいつやれなくなるかが分からないところに本当にシビアに向き合ってる人は、やっぱり僕は考えると思うんですよ。
そうだし考えるべきだと思います。
大澤アナ:
昨日、この番組は山崎武司さんがスタジオに来てくださったんですが、
新人選手に掛けたい言葉で1番は、
山崎:
野球バカになるな。
やっぱり他のことも引退した後のことを考えたら必要なんだよ。
ということをおしゃってましたが、
藤井さんも全く同じですね?
藤井:
全く一緒だし、
それはね、やっぱり山崎さんとかは色々な人のこの繋がりがあるから余計に思うんでしょうね。
僕もありがたいことに社会人野球を経験して、
一般社会の空気を経験して入ってるのが大きいと思います。
ある程度、お金の価値が一般社会のサラリーマン大卒1年目にどれくらい貰えるのだろうとか、
分かった上で入ってるとなると色々ちょっと高卒で入るのと違うのもあるんで、
出会う人に対して喋る内容もちょっとずつ変わっていくんですよ。
山崎さんの言う、そういう「野球バカになるな」っていうのは、
これは裏返せば「野球やる時は一生懸命やれ」、要はオンオフというか、
「それだけじゃないよ」という視野を広く持てということだと思うんで、
本当に僕も大事だと思いますね。
大澤アナ:
これがスポーツ界、野球に限らず、
引退したあとどうするか、凄く大事だと思うんですね。
藤井:
これって日本のプロスポーツ界の全体の実は抱える問題だと思うんですよね。
大澤アナ:
そうですね。
みんな多くは例えば野球、
「アマチュア野球の指導者になりたい」という方がたぶん多いと思うんですけど、
これまたそんな簡単なものでもないですけどね。
藤井:
僕も資格回復のね、色々やってますけど、
それで資格回復したからといって、
じゃあ結局「高校野球の指導者やります」、
それってやっぱり元プロ野球選手としてという肩書を持っていく中で野球以外のことが教えれなければダメだと思うんですよね、結局はね。
どうしたって、やっぱり野球以外を知っておくべきだと思うんで、
「視野を広く」っていうのは、これからの特に時代が時代なんで、
これから本当にテーマのように若い選手には言わなきゃいけない話じゃないですかね、きっと。
当時の中日・藤井淳志選手「お前、高校の時に結構ホームラン打ったの?そう言ってバッティング練習でケージから出ませんってのはやめろよ!(笑)」 → ルーキー・石川昂弥選手が1球目でスタンドネット中段直撃 → 「おっ…すげぇな、お前…」
藤井淳志さんと中日・土田龍空のエピソード、色々と凄すぎる「ヤバイ奴が入ってきた!」
第二の人生を含めたところでもっと視野を広げてみてもいいのではと提言です。