■2026.07.26 サンデードラゴンズ

…
『サンドラSP 名将・落合×参謀・森』

━先週の放送では…。
落合博満:
戦力っていうのは首脳陣が作るものだ。
足らないんだったら足らないところにどうやって手を打っていくかっていうのが首脳陣の考え方であってね。
それを、これをやったらどうやって思われるんだろうかっていうものが先になってきて、
手を打たなきゃいけないところに手を打っていないっていうことはあるのかも分かんないい。
━ドラゴンズ再生のカギの1つが、首脳陣にあると導き出された。では落合、森の2人は首脳陣としてどのように黄金時代を築き上げたのか。ファンの脳裏に焼きついている「地獄のキャンプ」をテーマに、さらなる再生のヒントを探る。
森繁和:
みんな、地獄、地獄って言うけど(笑)
落合博満:
大したことやってないよ。
地獄のキャンプって言ったって、
やらせた側は記憶はないんだよ。
彼ら自分らでやっていたんだから。
森繁和:
あの頃はマシンの取り合いだし、
ピッチャーだって、
終わって、最後のランニング、
そのあとのトレーニングは、そのあとですからね。
落合博満:
そうそうそう。
まして1箇所で全員でやらせたからね。
あの10人のブルペンは気分良かったと思うよ、俺は(笑)
森繁和:
ということは、
もう、どこでもみんな言いますね。
音が良いし、これだけの人数がいて投げ出したら、凄まじい。
ただ、それが、
今はもう本当に投げなくなりましたよ。
落合博満:
投げないピッチャーのほうが多い。
森繁和:
なかなか100球以上ってあまり聞かないんでね。
やっぱり確かにピッチャーは消耗品かも分からないけども、
これある程度、
一流というかね、
ローテーションを守れるようなピッチャーは良いんですけども、
それまでやっぱり、ある程度、投げて覚えないと。
落合博満:
そう。
投げて走ってね。
だから下半身がきちっとできて、
それに体が連動していって、
肩のスタミナをつけていくと、
それでフォームを自分の体で覚えていく。
だから、目つむってでも、そこのコースへきちんと投げられるっていうようなものが出来上がれば、
もうピッチャーとしては一人前だよな。
で、あの頃、自分で「今日は投げ込みします」って言ったら、
200,300放ってたもんね。
森繁和:
(笑)
もう「嫌いだ、嫌いだ」と言いながらも、
やっぱり投げ出したら、投げ込みっていうのは、
先発ピッチャーはね、やっぱり、
1クールに1回は必ずっていうくらい、みんな入ってたし、
岩瀬なんか毎日のように入ってましたからね。
落合博満:
で、川上憲伸はもうアウトローに一辺倒。
それを200、300。
でも、やっぱり投げるスタミナ、体で覚えさせるっていうことが、
今のピッチャーは無いのかも分からない。
必ず消耗品だ、ケガがある、故障に繋がるということでね。
森繁和:
今のトレーニングの方法が色々とあってね。
こうだ、ああだと、
すぐ自分の姿を見ながら、
ピッチングの途中で、
どこへ行くのかなと思ったらビデオ見たりね。
まぁそういうのも1つの、
データで色々なことができるから、それも必要なんだろうけれども、
そんな暇あったら、
もう2球でも3球でも投げてから、
あとでゆっくりっていうのも必要じゃないかなと思いますけどね。
これは我々年寄りが見て考えることかも分かりませんよ(笑)
落合博満:
(笑)
時代の流れなんだろうなと思う(笑)
森繁和:
でしょうね。
どこのキャンプ行ってもみんなそうなんですよ。
落合博満:
でも、それを、
見なくても自分の体で表現できるように、ならなきゃいけない。
森繁和:
そうなんですよ。
涌井なんかはずっと、
我がペースでずっと投げてますよね。
落合博満:
だから、そういう良い題材があるんだから、
それを、「なんでこのピッチャーは長いこと持っているのか」というのを突き詰めていけば、
若い選手も見えてくるものがあるんだろうと思うけども、
勉強しないんだろうな。
森繁和:
そうですね。
やっぱりそういうのが、
若い人が、
高橋なんかね、もったいない。
あれだけのボール投げてるのにと思うところもあるんだけど。
落合博満:
だからアメリカから入ってきたデータとかそういう、動作解析とか。
森繁和:
色々ありますよ。
落合博満:
ものが、
邪魔してるんじゃないのかなっていうような気もしないでもないけども。
森繁和:
まぁでも、あの頃もそうだけど、
やる人はやるんですよね。
落合博満:
そう、やる人はやる。
森繁和:
ピッチャーっていうのは、
どうしても走ることになると文句たらたら言うけれども、
やらなきゃ終わらないんだから、
口開いてる前に、どんどんやってくださいと、
それから自分のことどんどん移りなさいって言ってたのは、
まぁピッチャーと野手じゃまた違うけどね。
落合博満:
まぁでも、
俺が陸上競技場へ行ったら、みんなピッチャー嫌な顔してたよな(笑)
森繁和:
それは来て欲しくないでしょう(笑)
まぁそれはだから、
監督ね、俺もやったけど、居場所がないんですよね。
落合博満:
そう(笑)
森繁和:
俺も、野手のところ行ってもあれじゃないですか。
どうしてもピッチャーとこへ、
俺がピッチャーに行く分にはまだあれだけど、
監督の場合は、野手のあれに、
こっち来なくても野手のほうに行ってくれれば良いのにっていうのがピッチャーの考えで、
でも、向こうに行っててもピッチャーのほうが楽しいでしょ?
いじめやすいでしょ?(笑)
落合博満:
ランニングしてる、あの量を見たら楽しいもん(笑)
森繁和:
やっぱり、それだけ必死で走ってましたもん。
トレーニングコーチのメニューの中にも、
「今日はこれでいく」「これでいく」って前もって言ったのを、
タイム的に追う時と、回数で、本数で追う時もありますからね。
まぁ、それを。
落合博満:
平気で変えちゃうんだもんな。
森繁和:
それをやっていたのが、荒木とか井端とか森野もそうだけど、ノリにしてもそうだけど、
ノックはね、
ピッチャーはそういうのを見ているじゃないですか。
「いや、これをピッチャーにやれと言われたら、絶対にやりませんからね」って、みんな(笑)
野手が伸びている姿を見るっていうのは、あれしかないじゃないですか。
ピッチャーもこそっと見てたけど、
「まだやっている、まだやっている」って。
でも、よくあんなことをしたなと。
耐えていた人も耐えていた人もいるというのも、
打つほうも打つほうで大変だなと思いますけどね。
落合博満:
いや、でも、
彼らは自分たちがこのポジションをどうやって守り抜くんだっていうことで、
ボールを受けていたんだろうと思う。
嫌々、受けていたら、とてもじゃないけど持たない。
森繁和:
いやぁ、
あれだけは、見ていても疲れましたね。
我々は見ていても疲れた。
落合博満:
時間が長かったからね。
その中でも、一番練習したのは荒木だと思うよ。
で、聞いたら自分で下手だと思って、
「上手くなろう、上手くなろう」って。
「お前、十分上手くなっているんだ」というものが、
自分の中では「まだ下手だ」っていう意識があって、もっと上を目指してやる。
だから、あそこまで練習したんだろうと。
ケガしていてもやっていたからね。
森繁和:
まぁ森野もそうだけど。
落合博満:
森野は3回死んだと思ったよ(笑)
森繁和:
倒れて泡を吹いているんじゃないかと思った(笑)
でも、そういってみると、
ノリも強かったですね、意外と。
落合博満:
ノリも、
でも、ノリ、1回,2回くらいしかやっていないけどな。
森繁和:
いや、あいつがあんなに動けると思わなかったんですよね。
落合博満:
まぁ、最初来た時は錆びついていて、
5分もやったら、
もうヒイヒイヒイヒイやっていたけどね。
でも「練習の終わりを自分らで決めろ」と言ってやった練習だからね、打つほうも守るほうも。
森繁和:
まぁ、あの頃は谷繁にしても、立浪にしても、
ベテランがなかなか終わらなかったというのもあるしね。
落合博満:
そうそう。

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『サンドラSP 名将・落合×参謀・森』

━先週の放送では…。
落合博満:
戦力っていうのは首脳陣が作るものだ。
足らないんだったら足らないところにどうやって手を打っていくかっていうのが首脳陣の考え方であってね。
それを、これをやったらどうやって思われるんだろうかっていうものが先になってきて、
手を打たなきゃいけないところに手を打っていないっていうことはあるのかも分かんないい。
━ドラゴンズ再生のカギの1つが、首脳陣にあると導き出された。では落合、森の2人は首脳陣としてどのように黄金時代を築き上げたのか。ファンの脳裏に焼きついている「地獄のキャンプ」をテーマに、さらなる再生のヒントを探る。
森繁和:
みんな、地獄、地獄って言うけど(笑)
落合博満:
大したことやってないよ。
地獄のキャンプって言ったって、
やらせた側は記憶はないんだよ。
彼ら自分らでやっていたんだから。
森繁和:
あの頃はマシンの取り合いだし、
ピッチャーだって、
終わって、最後のランニング、
そのあとのトレーニングは、そのあとですからね。
落合博満:
そうそうそう。
まして1箇所で全員でやらせたからね。
あの10人のブルペンは気分良かったと思うよ、俺は(笑)
森繁和:
ということは、
もう、どこでもみんな言いますね。
音が良いし、これだけの人数がいて投げ出したら、凄まじい。
ただ、それが、
今はもう本当に投げなくなりましたよ。
落合博満:
投げないピッチャーのほうが多い。
森繁和:
なかなか100球以上ってあまり聞かないんでね。
やっぱり確かにピッチャーは消耗品かも分からないけども、
これある程度、
一流というかね、
ローテーションを守れるようなピッチャーは良いんですけども、
それまでやっぱり、ある程度、投げて覚えないと。
落合博満:
そう。
投げて走ってね。
だから下半身がきちっとできて、
それに体が連動していって、
肩のスタミナをつけていくと、
それでフォームを自分の体で覚えていく。
だから、目つむってでも、そこのコースへきちんと投げられるっていうようなものが出来上がれば、
もうピッチャーとしては一人前だよな。
で、あの頃、自分で「今日は投げ込みします」って言ったら、
200,300放ってたもんね。
森繁和:
(笑)
もう「嫌いだ、嫌いだ」と言いながらも、
やっぱり投げ出したら、投げ込みっていうのは、
先発ピッチャーはね、やっぱり、
1クールに1回は必ずっていうくらい、みんな入ってたし、
岩瀬なんか毎日のように入ってましたからね。
落合博満:
で、川上憲伸はもうアウトローに一辺倒。
それを200、300。
でも、やっぱり投げるスタミナ、体で覚えさせるっていうことが、
今のピッチャーは無いのかも分からない。
必ず消耗品だ、ケガがある、故障に繋がるということでね。
森繁和:
今のトレーニングの方法が色々とあってね。
こうだ、ああだと、
すぐ自分の姿を見ながら、
ピッチングの途中で、
どこへ行くのかなと思ったらビデオ見たりね。
まぁそういうのも1つの、
データで色々なことができるから、それも必要なんだろうけれども、
そんな暇あったら、
もう2球でも3球でも投げてから、
あとでゆっくりっていうのも必要じゃないかなと思いますけどね。
これは我々年寄りが見て考えることかも分かりませんよ(笑)
落合博満:
(笑)
時代の流れなんだろうなと思う(笑)
森繁和:
でしょうね。
どこのキャンプ行ってもみんなそうなんですよ。
落合博満:
でも、それを、
見なくても自分の体で表現できるように、ならなきゃいけない。
森繁和:
そうなんですよ。
涌井なんかはずっと、
我がペースでずっと投げてますよね。
落合博満:
だから、そういう良い題材があるんだから、
それを、「なんでこのピッチャーは長いこと持っているのか」というのを突き詰めていけば、
若い選手も見えてくるものがあるんだろうと思うけども、
勉強しないんだろうな。
森繁和:
そうですね。
やっぱりそういうのが、
若い人が、
高橋なんかね、もったいない。
あれだけのボール投げてるのにと思うところもあるんだけど。
落合博満:
だからアメリカから入ってきたデータとかそういう、動作解析とか。
森繁和:
色々ありますよ。
落合博満:
ものが、
邪魔してるんじゃないのかなっていうような気もしないでもないけども。
森繁和:
まぁでも、あの頃もそうだけど、
やる人はやるんですよね。
落合博満:
そう、やる人はやる。
森繁和:
ピッチャーっていうのは、
どうしても走ることになると文句たらたら言うけれども、
やらなきゃ終わらないんだから、
口開いてる前に、どんどんやってくださいと、
それから自分のことどんどん移りなさいって言ってたのは、
まぁピッチャーと野手じゃまた違うけどね。
落合博満:
まぁでも、
俺が陸上競技場へ行ったら、みんなピッチャー嫌な顔してたよな(笑)
森繁和:
それは来て欲しくないでしょう(笑)
まぁそれはだから、
監督ね、俺もやったけど、居場所がないんですよね。
落合博満:
そう(笑)
森繁和:
俺も、野手のところ行ってもあれじゃないですか。
どうしてもピッチャーとこへ、
俺がピッチャーに行く分にはまだあれだけど、
監督の場合は、野手のあれに、
こっち来なくても野手のほうに行ってくれれば良いのにっていうのがピッチャーの考えで、
でも、向こうに行っててもピッチャーのほうが楽しいでしょ?
いじめやすいでしょ?(笑)
落合博満:
ランニングしてる、あの量を見たら楽しいもん(笑)
森繁和:
やっぱり、それだけ必死で走ってましたもん。
トレーニングコーチのメニューの中にも、
「今日はこれでいく」「これでいく」って前もって言ったのを、
タイム的に追う時と、回数で、本数で追う時もありますからね。
まぁ、それを。
落合博満:
平気で変えちゃうんだもんな。
森繁和:
それをやっていたのが、荒木とか井端とか森野もそうだけど、ノリにしてもそうだけど、
ノックはね、
ピッチャーはそういうのを見ているじゃないですか。
「いや、これをピッチャーにやれと言われたら、絶対にやりませんからね」って、みんな(笑)
野手が伸びている姿を見るっていうのは、あれしかないじゃないですか。
ピッチャーもこそっと見てたけど、
「まだやっている、まだやっている」って。
でも、よくあんなことをしたなと。
耐えていた人も耐えていた人もいるというのも、
打つほうも打つほうで大変だなと思いますけどね。
落合博満:
いや、でも、
彼らは自分たちがこのポジションをどうやって守り抜くんだっていうことで、
ボールを受けていたんだろうと思う。
嫌々、受けていたら、とてもじゃないけど持たない。
森繁和:
いやぁ、
あれだけは、見ていても疲れましたね。
我々は見ていても疲れた。
落合博満:
時間が長かったからね。
その中でも、一番練習したのは荒木だと思うよ。
で、聞いたら自分で下手だと思って、
「上手くなろう、上手くなろう」って。
「お前、十分上手くなっているんだ」というものが、
自分の中では「まだ下手だ」っていう意識があって、もっと上を目指してやる。
だから、あそこまで練習したんだろうと。
ケガしていてもやっていたからね。
森繁和:
まぁ森野もそうだけど。
落合博満:
森野は3回死んだと思ったよ(笑)
森繁和:
倒れて泡を吹いているんじゃないかと思った(笑)
でも、そういってみると、
ノリも強かったですね、意外と。
落合博満:
ノリも、
でも、ノリ、1回,2回くらいしかやっていないけどな。
森繁和:
いや、あいつがあんなに動けると思わなかったんですよね。
落合博満:
まぁ、最初来た時は錆びついていて、
5分もやったら、
もうヒイヒイヒイヒイやっていたけどね。
でも「練習の終わりを自分らで決めろ」と言ってやった練習だからね、打つほうも守るほうも。
森繁和:
まぁ、あの頃は谷繁にしても、立浪にしても、
ベテランがなかなか終わらなかったというのもあるしね。
落合博満:
そうそう。
落合博満さん、中日・ドアラは「バク転はできるんだよ。ひねるとダメなんだよ」
落合博満さん、中日・山井大介コーチについて「あのピッチング見たらローテーションに入れたくなるよ」と振り返った試合
落合博満さんが言及です。










