
■2026.03.09 CBCラジオ
『若狭敬一のスポ音』

…
若狭アナ:
「ドラゴンズ得点力アップの秘訣はホームランではなくカウント戻しの見極め」。
…
(中日ドラゴンズの得点圏打率が低い話題の続き)
若狭アナ:
そんな中、得点圏での打席の内容が去年、良かった選手を紹介します。
田中幹也選手なんですね。
これ先週、先々週と鈴木スコアラーの取材に基づいた話をしていて、
先週はドラゴンズ選手の好不調のバロメーターをお伝えしていたんですが、
その中で田中選手の話にも実はなっていたんですね。
「田中選手の良いところ、強みはありますか?」と聞くと、
鈴木義広スコアラー:
シーズン通して幹也はボールをあまり振らないんです。
特に特筆すべきは得点圏でボール球に手を出さないのが特徴なんです。
これ、うちには数少ないタイプなんです。
と。
で、ドラゴンズの得点圏打率が低い原因は鈴木さんいわく、
鈴木義広スコアラー:
得点圏でボールゾーンのスイング率が高いことなんです。
と。
要はチャンスでボール球を振っているということなんですね。
で、これを聞いた時に、なんとなくですよ、
頭の中でイメージするのは「またボール球を出してスイングアウトの三振!」とか、
「あぁ、またボール球に手を出して、ボテボテのサードゴロ!」とか、
なんかそういう追い込まれたあとの最後の決め球に手を出して、
ボールなのに手を出して打ち取られるというイメージがあるかもしれませんが、
ここで今日のタイトルが出てくるんです。
鈴木義広スコアラー:
うちの選手はカウント戻しの球に手を出すんです。
と。
「カウント戻し?えっ?どういうことですか?」と。
鈴木義広スコアラー:
例えば、
初球がボール、1ボール、0ストライク、次の球です。
これを僕たちはカウント戻しと言うんです。
と。
私もね、野球長く見てますけど、初めて聞いた言葉で、
「どういうことですか?」、
鈴木義広スコアラー:
バッテリーとしては1-1に戻したい。
1ボール0ストライクを1ボール1ストライクに戻したい。
2ボール1ストライクは、2ボール2ストライクにしたい。
要するにバッター有利のカウントから、
ピッチャー有利のカウントにどうしてもしたい。
これをカウント戻しの球と言うんですが、
だいたい、これって甘く来ると思うんですよね。
と。
そうです。
我々も実況で、バッターボックス、石川昂弥、
1ボール、0ストライク、
これは川上さん、バッティングカウントですよね。
「そうですね。ここはもう思い切って狙い球を絞って振ってほしいですね」、
ピッチャー、第2球を投げました!
言いますよね、
で、我々もチャンスで、しかもボール先行だったら、
「おぉ、ラッキーじゃん、この展開!打てよ次の球!」って、
ラジオを聴きながら、テレビを見ながら思うんですが、
鈴木義広スコアラー:
実は中日ドラゴンズは、
このカウント戻しの球、
しかも、それがボールに来た時によく振るんです。
それで空振りになったり、それで打ち取られたりする。
すると、まだ1-1、まだ2-2なのに物凄く打席で焦る。
バッティングカウントで、さぁ行った、しかしボール球に手を出した。
うわっ、やっちゃった。
見送れば2ボールだったのに、うわぁ1-1になっちゃったと思いますよね。
そこから色々なボールを追いかけて、追いかけて、追いかけて、
最後はズドーンとストレートやや甘めなのにバットが出ずに見逃し三振みたいなことが多いんです。
ところが幹也はこの球に手を出さない。
カウント戻しの球、
これは各球団、中日はチャンスでバッティングカウントになった時に、
何でも飛びつくということも結構バレちゃっていて、
明らかに、なんなら初球はボールにしておいて、
2球目に、そのバッターの一番の苦手な球、
あるいは、向こうのピッチャーの一番得意な球を投げて、その2球目で終わらせる。
2球目で空振りを取って焦らせるという作戦を露骨にする球団もあるんです。
でも幹也は、それに引っかからないから、
どんどんピッチャー不利になっていって、
どんどんバッター有利になっていって、
結局、仕留めるんです。
という話をしていたんですね。
実際に田中選手は、
去年、得点圏で51打数19安打、得点圏打率が.373もあります。
さすがですよね。
21打点なんですけども、これもですね、
ドラゴンズの中では凄く良いほうなんですよね。
ボスラーと細川が58打点、上林52打点、岡林35打点、山本23打点に次いで、
田中が21打点なんです。
もう凄いですね、幹也選手は。
で、実はもう1人いるんです。
それが去年、ルーキーだった石伊選手。
石伊もカウント戻しのボール球に手を出さないんです。
石伊選手も去年ルーキーながら得点圏打率.302。
実は田中選手と並んで21打点なんですね。
したがって、今年、得点力アップの秘訣というのはホームランではなく、
カウント戻しの見極めなのかもしれません。
『若狭敬一のスポ音』

明日の「スポ音」コラムは「ドラゴンズ得点力アップの秘訣はホームランよりカウント戻しの見極め」と題してお送りします。カウント戻しとは?ドラゴンズ打線の特徴は得点圏でボール球を振る確率が高いこと。しかし、2人の選手は冷静に見極められていて、結果にも繋がっているそうです。お楽しみに!
— 若狭敬一のスポ音 (@cbcspoon1053) March 6, 2026
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若狭アナ:
「ドラゴンズ得点力アップの秘訣はホームランではなくカウント戻しの見極め」。
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(中日ドラゴンズの得点圏打率が低い話題の続き)
若狭アナ:
そんな中、得点圏での打席の内容が去年、良かった選手を紹介します。
田中幹也選手なんですね。
これ先週、先々週と鈴木スコアラーの取材に基づいた話をしていて、
先週はドラゴンズ選手の好不調のバロメーターをお伝えしていたんですが、
その中で田中選手の話にも実はなっていたんですね。
「田中選手の良いところ、強みはありますか?」と聞くと、
鈴木義広スコアラー:
シーズン通して幹也はボールをあまり振らないんです。
特に特筆すべきは得点圏でボール球に手を出さないのが特徴なんです。
これ、うちには数少ないタイプなんです。
と。
で、ドラゴンズの得点圏打率が低い原因は鈴木さんいわく、
鈴木義広スコアラー:
得点圏でボールゾーンのスイング率が高いことなんです。
と。
要はチャンスでボール球を振っているということなんですね。
で、これを聞いた時に、なんとなくですよ、
頭の中でイメージするのは「またボール球を出してスイングアウトの三振!」とか、
「あぁ、またボール球に手を出して、ボテボテのサードゴロ!」とか、
なんかそういう追い込まれたあとの最後の決め球に手を出して、
ボールなのに手を出して打ち取られるというイメージがあるかもしれませんが、
ここで今日のタイトルが出てくるんです。
鈴木義広スコアラー:
うちの選手はカウント戻しの球に手を出すんです。
と。
「カウント戻し?えっ?どういうことですか?」と。
鈴木義広スコアラー:
例えば、
初球がボール、1ボール、0ストライク、次の球です。
これを僕たちはカウント戻しと言うんです。
と。
私もね、野球長く見てますけど、初めて聞いた言葉で、
「どういうことですか?」、
鈴木義広スコアラー:
バッテリーとしては1-1に戻したい。
1ボール0ストライクを1ボール1ストライクに戻したい。
2ボール1ストライクは、2ボール2ストライクにしたい。
要するにバッター有利のカウントから、
ピッチャー有利のカウントにどうしてもしたい。
これをカウント戻しの球と言うんですが、
だいたい、これって甘く来ると思うんですよね。
と。
そうです。
我々も実況で、バッターボックス、石川昂弥、
1ボール、0ストライク、
これは川上さん、バッティングカウントですよね。
「そうですね。ここはもう思い切って狙い球を絞って振ってほしいですね」、
ピッチャー、第2球を投げました!
言いますよね、
で、我々もチャンスで、しかもボール先行だったら、
「おぉ、ラッキーじゃん、この展開!打てよ次の球!」って、
ラジオを聴きながら、テレビを見ながら思うんですが、
鈴木義広スコアラー:
実は中日ドラゴンズは、
このカウント戻しの球、
しかも、それがボールに来た時によく振るんです。
それで空振りになったり、それで打ち取られたりする。
すると、まだ1-1、まだ2-2なのに物凄く打席で焦る。
バッティングカウントで、さぁ行った、しかしボール球に手を出した。
うわっ、やっちゃった。
見送れば2ボールだったのに、うわぁ1-1になっちゃったと思いますよね。
そこから色々なボールを追いかけて、追いかけて、追いかけて、
最後はズドーンとストレートやや甘めなのにバットが出ずに見逃し三振みたいなことが多いんです。
ところが幹也はこの球に手を出さない。
カウント戻しの球、
これは各球団、中日はチャンスでバッティングカウントになった時に、
何でも飛びつくということも結構バレちゃっていて、
明らかに、なんなら初球はボールにしておいて、
2球目に、そのバッターの一番の苦手な球、
あるいは、向こうのピッチャーの一番得意な球を投げて、その2球目で終わらせる。
2球目で空振りを取って焦らせるという作戦を露骨にする球団もあるんです。
でも幹也は、それに引っかからないから、
どんどんピッチャー不利になっていって、
どんどんバッター有利になっていって、
結局、仕留めるんです。
という話をしていたんですね。
実際に田中選手は、
去年、得点圏で51打数19安打、得点圏打率が.373もあります。
さすがですよね。
21打点なんですけども、これもですね、
ドラゴンズの中では凄く良いほうなんですよね。
ボスラーと細川が58打点、上林52打点、岡林35打点、山本23打点に次いで、
田中が21打点なんです。
もう凄いですね、幹也選手は。
で、実はもう1人いるんです。
それが去年、ルーキーだった石伊選手。
石伊もカウント戻しのボール球に手を出さないんです。
石伊選手も去年ルーキーながら得点圏打率.302。
実は田中選手と並んで21打点なんですね。
したがって、今年、得点力アップの秘訣というのはホームランではなく、
カウント戻しの見極めなのかもしれません。
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コメント欄で「ようやっとる」が押された主な意見
ここまで分かってるなら対策しっかり立ててくれてそうかな
昔ながらのセオリーではあるけど、現代の情報戦においてはそれを読まれて逆手に取られている、と⋯
バッティングコーチなのか作戦コーチなのか分からないけど、引き出しを増やしていかないといけないのかもね
もっと欲張れば良いのにと個人的には思ってる
頭はあまり衰えないし、大事な要素だよね。
打者はどんな打席でも自分の最善のバッティングをしてればいいのに
中日の選手は初球の甘い球を簡単に見逃してるイメージがある(待てという指示?)
特にタカヤ!
初球で俺が決めてやるという意識を持ってもらって意識を変えてもらいたいなって思う
上林くらい?
今年からは徹底周知してもらいたい