中日・福永裕基、5月の負傷時に入れていた箇所を明かす「3カ所も折れていたなんて恥ずかしい。でも、4つ目はここ」

■2025.12.30 中日スポーツ

中日・福永裕基、「もうけがしませんように」2度目の実戦復帰直前に神社参拝 最終戦9回の一発は神様がほほ笑んでくれた？【蔵出し秘話（3）】


　5月末に1軍に復帰して迎えた同27日のヤクルト戦（神宮）。8回1死一、二塁の場面で二走だった福永は適時打で三塁を回る瞬間、考えが頭をよぎった。「膝がまだ怖かった。頭からいけば問題ないやろなって思っていたけど…」。本塁にヘッドスライディングした際、左手に衝撃が走った。

　悠々と本塁に生還できていれば―。こう誰もが思ったはずだ。骨は折れていないと信じていた。「2、3日で回復する感じではなかったけど、気合で治すから抹消しないでくださいって言おうとしていました」。左手中指の指先、人さし指の付け根、手首の骨が折れていた。「3カ所も折れていたなんて恥ずかしい。でも、4つ目はここ」。福永は胸に手を当てた。「心が折れた」。手術を受け、復帰までは約3カ月。チーム状況は変わった。

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福永選手が明かしました。

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