レジェンド・山本昌さん、中日・松山晋也について「取り扱い注意のボール」「ちょっとマイナスになるようなことがあるなら、すぐにやめたほうがいいんじゃないかとは思ってます」と語った取り組み

■2025.11.27 東海ラジオ

『Live Dragons！』

ドラゴンズ　ドラフト1位
中西聖輝投手(青山学院大学)

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— 「ガッツナイター」TOKAI RADIO (@guts1332) November 27, 2025

…

平松伴康さん：
松山選手、

来季に向けてなんですけれども、

　松山：
　このオフはカットボールに取り組んでいます。

　球種を1つ、2つ増やしていくのがどうなのかな、

　ツーシームとかシュート系のボールを増やしたい。

と話します。

どうでしょう？

今はストレートとフォークが主じゃないですか、

その中で若干動くボールがあるようですけれども、

昌さん、どうですか？

1つ、2つこの球種を増やしたいという話、

これは増やしたほうがいいのか？

1つのことを突き詰めていったほうがいいのか？

昌さんなら、どっちだと思いますか？

山本昌：
増やすのはいいと思うんですけども、

僕の中では取り扱い注意のボールなので両方とも。

その取り扱いだけ気をつけてほしいなと。

今でも十分通用してますけど、

それはもちろんね、多く球種があったほうがいいかもしれませんけども、

ツーシームとカットボールというのはちょっと取り扱い注意のボールなんですよ。

平松伴康さん：
それっていうのは打たれやすいという意味の取り扱い注意なのか？

ピッチャーとして負担がかかるほうのだったら、

どっちの意味なんですかね？

山本昌：
いや、負担がかかる云々より、

影響が出やすいボールなので、

ストレートのキレが落ちました、変化球が落ちました、コントロールが悪くなりましたというね、

ちょっと危険をはらんだボールなんですよ。

だから上手くマスターしないと、

僕は、なんとなくね、あまり、

もちろん増えて、

それがね、今まで通りのパフォーマンスの中にプラスアルファならいいんですけど、

ちょっとマイナスになるようなことがあるなら、

もうすぐにやめたほうがいいんじゃないかとは思ってます。

平松伴康さん：
これちなみに、昌さん、

ストレートとフォーク、ここにストロングポイントがある選手が増やす球種で、

影響がないボールがあるとしたら、どういった球種のボールなんですか？

山本昌：
チェンジアップかなぁ。

平松伴康さん：
ここにチェンジアップをだったら、まだ影響はないよと？

縦落ちということですよね？

山本昌：
チェンジアップ、シュートは大丈夫だと思うんですけど、

ツーシームとカットだと、

特にカットボールは、

どうしても曲げようとするとフォームを崩すおそれがあるので、

そこは慎重にやってもらいたいなと。

全然、勉強するのはいいんですよ。

ただ、その慎重にやってほしいなというのは思いますね。

変な話ですけども、今年、高橋宏斗投手がカット覚えるって、

凄く楽なんですけど、他の球種に影響が出やすいボールなんで上手く取り扱わないとというのは思ってます。

平松伴康さん：
まぁだからこの2026年、松山投手の登板で、

ちょっと気にすべきポイントなのかもしれないですね、見る見る上で？

山本昌：
まぁ、本人は真っすぐに手応えが落ちたらやめるんじゃないですか。

平松伴康さん：
もうそこのあの出し引きはまぁできる選手ではありますからね。

山本昌：
真っすぐに悪影響が出るか、出ないかなんで、

まぁそこだけですよね。