元中日・中田翔さんが高校時代に「えっ？バケモノみたいな打者おる」と衝撃を受けた存在

■2025.11.03 スポニチアネックス

中田翔氏　自信満々で大阪桐蔭入学も「えっ？バケモノみたいな打者おる」と衝撃受けた先輩とは　


　広島県の中学生時代から恵まれた体格と規格外のパワーを誇った中田氏。1学年下の杉谷拳士氏によると「東京までその名は轟いていた。“広島にとんでもないバケモノがいるぞ”と。投げては140キロ、打ったら140メートル」とスーパー中学生ぶりが有名だったという。

　6、70校の争奪戦の末に射止めたのは、練習場に足しげく通った西谷監督の大阪桐蔭。中田氏自身は「大阪桐蔭なんて知らんし、行く気もなかったけど、お世話になっていたシニアリーグの理事長と西谷さんが話をして、決定事項にみたいに言われて」と予備知識のないまま入学したという。

　当時すでに全国的強豪校だった大阪桐蔭。「大阪かあ、だるいなあ」と思いながら入学した中田氏は「ふた開けたら、めちゃめちゃ有名やん」と驚いたという。さらに2学年上にはそれぞれ巨人、中日からその年のドラフトで1位指名されるエース・辻内崇伸、主砲・平田良介がいた。

　それでも杉谷氏から「どう思いました？」と聞かれると「すぐ抜けると思ったよ」と即答。ただ、当時は投手目線で「辻内さんは球は速かったけど、俺も頑張ったらこれぐらいすぐ投げられるでしょ」と思ったと明かし、「俺の中で衝撃だったのは平田さんの方」と続けた。

　「バコバコ場外に打っていたから、練習でも。衝撃を凄く受けて。えっ？バケモノみたいな打者おるって。素手でぶんぶん振っているし」。自信満々だった当時の中田氏にそこまで言わせた平田氏と、のちに再び同じユニホームを着ることになるのも奇縁だ。

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中田翔さんが明かしました。

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