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元中日監督・与田剛さん、2026年WBC侍ジャパンの“ピッチャーを選ぶ基準”を語る

与田剛
与田剛


■2025.10.30 スポーツナビ




■2025.10.30 スポーツナビ

元中日監督・与田剛が選ぶWBC侍ジャパンメンバー30人(投手・捕手編) リードを重視して選んだ3人のキャッチャー


 先発投手は毎大会4、5人で回していますから、このメンバーの中ではまず山本、伊藤、今永の3人。そこに菊池、あるいは千賀を含めた4、5人の構成です。

 大谷ももちろんピッチャーとして使いたいですが、WBCの時期にどういったコンディション、体調で合流してくれるのか次第ですね。肘を手術してようやく今シーズン後半から少しずつ投げられるようになったばかりですし、ワールドシリーズまで二刀流としてフル回転で戦って、短いオフを経ての合流になるわけです。その辺は彼の体調面を最優先に考慮しないといけないと思います。今回のWBCでも二刀流をやるか、投打どちらかに専念したいかは、本人に任せる形になるのではないでしょうか。「ピッチャーもやります!」ということであれば、先発、抑えどちらでも使いたくなりますけどね。

 抑えはポストシーズンからドジャースで後ろを任された佐々木を軸に、杉山、松山を含めた3人で行きたいですね。

 中継ぎは石井、松井、及川、いわゆる第2先発として今井、宮城、髙橋を選びました。メジャーリーガーも良い左打ちのバッターが多いですし、左バッターだから左ピッチャーで行くという短絡的なことではなく、バランス的にというか、次のピッチャーに対する影響力などを考えて、左の松井と及川を選んでいます。

 今井、宮城、髙橋はゲームの途中からでも投げられる素晴らしい瞬発力も持っていますし、先発で予定しているピッチャーの調子が上がってこなければ代わりに先発をしてもらうこともあるかもしれません。

 今回ピッチャーを選んだ基準は、1つはゾーンで勝負ができること。もう1つは自信を持って投げられる変化球を持っていることです。スピードだけでは外国人打者は抑えられませんから。2009年、2013年にコーチをさせていただいたときもこの2つは重視していました。特にタテの変化球ですね。フォーク、スプリット、緩いカーブがあれば通用する確率がかなり上がってきます。特にカーブは国際試合ではより効果を発揮すると思います。逆に横の変化球には彼らは結構対応するんです。

 ピッチャーの人選は最後まで悩みました。右の先発、第二先発候補として村上頌樹、才木浩人(ともに阪神)、左だと隅田知一郎(西武)、東克樹(DeNA)、後ろでは平良海馬(西武)、西口直人(楽天)。このあたりのピッチャーも十分通用すると思うのですが、いろいろと考えた結果、最後に漏れてしまった感じですね。


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元中日監督・与田剛さんが「もちろん、まだ分からない面はあるけど、楽しみな素材なのは間違いない。もしかしたら投手陣の軸になるかもしれないよ」と期待する投手


元中日監督・与田剛さん「私の監督時代でいえば、日本ハムに移籍した捕手の郡司、アリエル(マルティネス)などがそうで、DH制があれば…と、もどかしい思いをしていた」


与田剛さんが言及です。

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