
■2025.10.10 RadiChubu-ラジチューブ-
エラー直後に「ビーストロング」川上憲伸が語るタイロン・ウッズの迷場面
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日本シリーズでの珍プレー
「タイロン・ウッズは僕からしたらおもしろい存在でしたよ」と語る川上さん。日本シリーズの対北海道日本ハムファイターズ戦でも、タイロン選手の印象的なプレーがあったといいます。
ランナー1塁で田中賢介選手が送りバントをして、ボールはタイロン選手の前に転がりました。川上さんがベースカバーでファーストに向かっている途中、普通はベースに向かう方向にトスするところを、タイロン選手は川上さんが走ろうとしているところにストップをかけるように返してきたといいます。
「僕、びっくりして!」
そんな練習は、もちろんしたこともありません。
「記録はヒットじゃないですか。エラーでもなく。ノーアウト1塁ですよ」
荒木選手からの異例の申し出
それを見たセカンドの荒木選手がこんな提案をしてきました。
「憲伸さん、タイロンに取らせるのやめましょう。タイロンが取るゴロは、僕が取りに行きますから。憲伸さんはそのままファーストベースに行ってください。もし憲伸さんが取れるんだったら、そのまま取ってベースを踏んでください」
通常、バントの時はセカンドがファーストベースカバーに行くのが基本ですが、荒木選手は「僕は直接ホームベース方向に猛ダッシュで行きます」と、異例の守備を申し出ました。
つまり、タイロン選手はいないものとして、ふたりで対処するという「いびつなシフト」を組んでいたのです。
「荒木さんに聞いてもらったら、全部そうなってます。だって、野球になんないですよ。ファーストに送りバントされて、マウンド上の僕にトスをポンって渡されたら…」
エラーも珍プレーも、豪快な打撃がすべて帳消しにしてくれた。タイロン選手はそんな特別な存在だったようです。
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川上憲伸さん「気合とストレートと、たった1種類しかないスライダーでね(笑)」 祖父江大輔さん「フォークもシュートも(笑)」 川上憲伸さん「あれ?投げていました?」 祖父江大輔さん「ほぼ投げていないです(笑)」
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川上憲伸さんが明かしました。