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【シーズン終盤戦】どう戦うか&タイトル争いの行方をドラゴンズ元監督・森繁和さんが徹底解説 (2025年9月18日)
9月も半ばを過ぎて、プロ野球のペナントレースも終盤です。ドラゴンズは、クライマックスシリーズへの可能性を残しながら、上位との差が開いてしまっている状況です。今回もドラゴンズ元監督の森繁和さんが解説します。(※試合成績やタイトル争いなどの情報は、9月15日時点のものです)
セ・リーグ順位表
9月15日時点でドラゴンズは5位。3位巨人とのゲーム差は6.5。一時は3位に対して0.5ゲーム差につけていたのですが、敗戦が続きました。
――8月の終わりの時点で、ベイスターズが3位。中日ドラゴンズは0.5ゲーム差まで迫ったタイミングがあったんですよね。
「8月の後半3ゲームは勝ち越してきていたので、9月は面白いなと思っていたんですけどね。藤浪(晋太郎)選手のゲーム(8月31日 DeNA戦)がちょっと惜しかったなって」
9月の中日ドラゴンズの試合成績
――9月はホームでもビジターでも負け越してしまいました。どのような要因が挙げられますか。
「勢いに乗っていきたかったところを頭(初戦を)取られて、阪神に1勝2敗。そしてジャイアンツにも1勝2敗。ここ上位のチームですよね。そこに勢いをつけて、下のビジターのヤクルトや広島のカードにも連勝を重ねて勝ち越しを狙ったんですが、うまくいかなかったのでこのゲーム差になりましたね」
――投手陣、野手陣、どちらの調子で9月は負け越していると分析されますか。
「1番難しい点がそこなんです。先発ピッチャーでもあり、リリーフピッチャーでも当然あるんですよね。先発ピッチャーが長いイニングを投げてくれて、リリーフ陣を休ませながらっていうのは、どこのチームも同じことなんですよ。
でも、いま打線が良くなってきて、打って点を取っているじゃないですか。そのときにピッチャーが一緒になって打たれているので、もう1度、先発ピッチャーの仕事やリリーフ陣の仕事、バッターが点を通るための仕事をして1つ1つ、勝っていくしかないですから」
2008年は終盤に7連勝
各選手の疲労がピークに達している最終のシーズンですが、2008年の中日ドラゴンズの戦いぶりを紐解きます。このシーズンは、9月24日から7連勝し、3位でクライマックスシリーズに進みました。
「これは“まだあるよ”って言いたいんですよ(笑)。本当に連勝していかない限り、もうないと思いますから。まず一気に3勝はできないんで、1つずつ取って。ホームから連勝、全部勝つつもりで1つずつ勝っていきましょう」
――ちなみに連勝できた要因は?
「先ピッチャーが自分の役割として6イニング7イニングを投げて次につなぐために点を取ってくれる、そうした良いパターンが続きました。
1人でも崩れるとそれができないので、みんなの力で行くしかないです。本当に踏ん張りどころを迎えていますね」
【シーズン終盤戦】どう戦うか&タイトル争いの行方をドラゴンズ元監督・森繁和さんが徹底解説 (2025年9月18日)
9月も半ばを過ぎて、プロ野球のペナントレースも終盤です。ドラゴンズは、クライマックスシリーズへの可能性を残しながら、上位との差が開いてしまっている状況です。今回もドラゴンズ元監督の森繁和さんが解説します。(※試合成績やタイトル争いなどの情報は、9月15日時点のものです)
セ・リーグ順位表
9月15日時点でドラゴンズは5位。3位巨人とのゲーム差は6.5。一時は3位に対して0.5ゲーム差につけていたのですが、敗戦が続きました。
――8月の終わりの時点で、ベイスターズが3位。中日ドラゴンズは0.5ゲーム差まで迫ったタイミングがあったんですよね。
「8月の後半3ゲームは勝ち越してきていたので、9月は面白いなと思っていたんですけどね。藤浪(晋太郎)選手のゲーム(8月31日 DeNA戦)がちょっと惜しかったなって」
9月の中日ドラゴンズの試合成績
――9月はホームでもビジターでも負け越してしまいました。どのような要因が挙げられますか。
「勢いに乗っていきたかったところを頭(初戦を)取られて、阪神に1勝2敗。そしてジャイアンツにも1勝2敗。ここ上位のチームですよね。そこに勢いをつけて、下のビジターのヤクルトや広島のカードにも連勝を重ねて勝ち越しを狙ったんですが、うまくいかなかったのでこのゲーム差になりましたね」
――投手陣、野手陣、どちらの調子で9月は負け越していると分析されますか。
「1番難しい点がそこなんです。先発ピッチャーでもあり、リリーフピッチャーでも当然あるんですよね。先発ピッチャーが長いイニングを投げてくれて、リリーフ陣を休ませながらっていうのは、どこのチームも同じことなんですよ。
でも、いま打線が良くなってきて、打って点を取っているじゃないですか。そのときにピッチャーが一緒になって打たれているので、もう1度、先発ピッチャーの仕事やリリーフ陣の仕事、バッターが点を通るための仕事をして1つ1つ、勝っていくしかないですから」
2008年は終盤に7連勝
各選手の疲労がピークに達している最終のシーズンですが、2008年の中日ドラゴンズの戦いぶりを紐解きます。このシーズンは、9月24日から7連勝し、3位でクライマックスシリーズに進みました。
「これは“まだあるよ”って言いたいんですよ(笑)。本当に連勝していかない限り、もうないと思いますから。まず一気に3勝はできないんで、1つずつ取って。ホームから連勝、全部勝つつもりで1つずつ勝っていきましょう」
――ちなみに連勝できた要因は?
「先ピッチャーが自分の役割として6イニング7イニングを投げて次につなぐために点を取ってくれる、そうした良いパターンが続きました。
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森繁和さんが語りました。