
■2025.07.28 中日スポーツ
【データで裏付け】タフネス藤嶋健人の”魔法のストレート” 平均143キロでこれほどの奪空振り率を誇るのは異例 課題は同点の場面の登板#藤嶋健人#中日ドラゴンズhttps://t.co/zgt9Iu1dEU
— 中日スポーツ (@chuspo) July 28, 2025
■2025.07.28 中日スポーツ
【データで裏付け】タフネス藤嶋健人の”魔法のストレート” 平均143キロで驚異の奪空振り率 他のランク上位者は速球派ばかり
独特な投球フォームから浮き上がるようなストレートが代名詞となっている藤嶋ですが、今季のストレートの奪空振り率は12・0%をマーク。この5年間では10%前後の数字となっているため、今季は例年以上に空振りを奪っていることになります(表3)。
セ・リーグのランキングでは5位に当たる数字で、他の面々は150キロを超える速球派が並びます(表4)。基本的にストレートは速ければ速いほど空振り率が伸び、12%台の数字は150キロ後半に相当します(表5)。愛知・東邦高からドラフト5位でプロ入りし、今季がプロ9年目。既に持ち球や球質などのデータが他球団の手元に届いているのにもかかわらず、平均143・0キロのストレートでこれほどの奪空振り率を誇るのはまさに異例といえます。
ただ、26日のヤクルト戦(神宮)では同点の場面で登板し、1失点を喫して今季3敗目。今季は同点の場面で成績を残せておらず、防御率9点台という数字になっています(表6)。同点の際の登板では三振が取れず四球を出しやすい傾向にあり(表7)、失点が許されないプレッシャーを受けて慎重な投球になりやすい傾向にあります。厳しい場面でも”魔法のようなストレート”をストライクゾーンに投げ込んでいけるか。今後の藤嶋の投球に注目です。 (データスタジアム社アナリスト・佐々木浩哉)
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中日・藤嶋健人、オールスターでの“公約”は…
中日・藤嶋健人、オールスター出場は“プロ9年目で初”
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