中日・細川成也「どの世代であれ、母校が甲子園に行ってくれることはめちゃくちゃうれしいことです」

■2025.07.27 中日スポーツ

中日・細川成也、母校が甲子園を決めた日に祝砲2発「めちゃくちゃうれしいこと」後輩高校生からの刺激を糧にチーム引っ張る



　試合前に届いた吉報が刺激になっていた。母校が茨城大会決勝で、藤代をタイブレークの末、4―3で破り、3年ぶり2度目の夏の甲子園出場を決めた。昨年12月には、プロ野球選手として凱旋（がいせん）し、生徒の前で講演した背番号55は「どの世代であれ、母校が甲子園に行ってくれることはめちゃくちゃうれしいことです」と喜び、打席に臨んでいた。

　先輩として、負けるわけにはいかない。1―1で同点の4回2死で迎えた第2打席。カウント2―2から、低めの直球を最後は左手1本で拾うと、白球は左中間スタンドまで届き、一時勝ち越しとなる8号ソロ。「片手だったのですが うまく風に乗ってくれました」。そのパワーには、打たれた奥川も両膝に手をついて苦笑いするしかなかった。「反応で打てた場面もありましたし、いい形で結果になった」と2023年9月27日阪神戦（甲子園）以来となる1試合2発だった。

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細川選手が語ります。

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