
■2025.07.20 Full-Count
中日監督に閉ざされた“道”「逃げたかった」 名手が覚えた恐怖…許されなかった安住 #dragons #中日ドラゴンズ #npbhttps://t.co/JPmJZcZOGu
— Full-Count フルカウント (@Fullcountc2) July 19, 2025
■2025.07.20 Full-Count
中日監督に閉ざされた“道”「逃げたかった」 名手が覚えた恐怖…許されなかった安住
落合監督とは、いろんな会話をしてきた荒木氏だが、さらに印象深いものとして、こんなことも明かす。「前の日に(横浜投手の)三浦(大輔)さんから4安打して次の日(の相手)に4タコを食らった時『ちょっと来い。何が違うんだ、昨日と今日とで』と聞かれたので、僕、平気で『(投手の)コントロールっすね。ちょっと怖いです』って答えたんです。そしたら『お前にひとつ教えてやる。5回までは(ボールは)抜けねぇ。握力がある間は抜けないから打ちに行って大丈夫』って」。
そんな“落合アドバイス”で見事に結果を出したのが2010年7月11日の巨人戦(ナゴヤドーム)だった。相手先発はスリークォーター気味のフォームのウィルヒン・オビスポ投手。荒れ球でも知られた投手で荒木氏は「サイドスローとか、そういうピッチャーが大嫌いで怖かったんです。オビスポもそうだったんですけど(その日は)ホームランを含めて3本打ちましたもんね」。1番打者として遊撃で出場して4打数3安打1打点。中日はオビスポを4回でKOして5-3で勝利した。
「でも、あの話はどうだったのかなぁ。たぶん嘘だったような気がするなぁ。うまく(落合監督に)転がされていたような……。僕ね、単純なんですよ。握力がある間は大丈夫なんだって思ったら、ああ、そうか、これまで全部怖いと思っていたなぁ、もうちょっと早く教えてもらえますかって思いましたもんね。(そんな投手が相手先発の場合)5回以降はよけまくりましたけどね」。2004年から2011年までの中日・落合監督体制。思い出は尽きない。
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元中日コーチ・荒木雅博さんが提言 バンテリンドーム“ホームランウイング”設置によって大事になるのは…
元中日コーチ・荒木雅博さん「意外でもないホームランですよね」
荒木雅博さんが振り返りました。