
■2025.06.25 サンケイスポーツ
■2025.06.25 サンケイスポーツ
リーグ戦再開へ中日・松中信彦打撃コーチの思い「コーチとして選手の背中を押していくだけ」
「課題が明確になってきた。やっぱり初球から振ること。開幕時は初球から振れなかったり、ファウルにして、投手有利カウントにされていた」
本拠地の特性を把握した指摘でもある。両翼100メートル、中堅122メートルで高さ4・8メートルのフェンスがそびえ立つ本拠地バンテリンドームナゴヤ。12球団で最も本塁打が出にくい球場とされ、対戦投手も「球場が広い分(どんどん初球から)ストライクゾーンで勝負できる」と語るほどだ。
〝松中イズム〟は徐々に浸透しつつある。「少しずつ(積極的に)振れるようになってきた」と交流戦ではセ・リーグ3位の打率・233をマーク。打線は上向きで「積極的に振った方が点数にもつながっている。継続していきたいです」とうなずいた。
着実にステップを踏んでおり、22日の日本ハム戦(バンテリンドーム)では積極打法で、ここまで4完投の相手先発、金村から三回までに4得点。交流戦最終戦を白星で飾り「良いときが増えてきた。選手たちもだんだんわかってきたと思う」と手応えをにじませた。
「交流戦で打線も打ち始めてきている。そこは自信をもっていってほしい。あとはコーチとして選手の背中を押していくだけ。しっかりコミュニケーションを取りながらやっていければと思います」と松中コーチ。このまま終わるつもりはない。
記事全文を読む
中日・松中信彦コーチ、1軍復帰した細川成也について語る
試合前、中日・松中信彦コーチが現在の中日ドラゴンズ打線の状態について語る
松中コーチが語ります。