
■2025.05.16 RadiChubu-ラジチューブ-
「泣けてくるホームラン」…川上憲伸が挑んだ20年前のパーフェクトゲーム
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交流戦初戦の「誤算」
交流戦初戦となった5月6日のオリックス・バファローズ戦には予想外の展開がありました。
その日の天気予報は、100%の確率で雨。オリックスの仰木彬監督をよく知る森繁和ピッチングコーチは「仰木さんは試合始まる寸前までやる雰囲気で、雨の予報の時は必ず急遽中止にする。今日はリラックスして。スライドで行くから、あさってな」と川上さんに話していたそうです。
しかし、全く雨が降る気配はありません。
川上さんはバスでの移動中も、練習中も、ブルペンに入る直前も、森コーチに「今日雨降るんですかね」「そろそろブルペン行くんですかね」と確認していましたが、「仰木さんはほぼほぼ中止にするから。ブルペンでそんな一生懸命作るな。ブルペン入ってしばらくたってから中止っていう可能性がある」と言われていたといいます。
川上「そしたら全然、そのまま試合が始まったっていうね。森繁さんが悪いわけじゃなくて。とにかく向こうの作戦が色々やってくるというのが分からずに、どんどん進んでいってしまった」
結局、中止になるという言葉を信じて万全の準備ができていなかった川上さんは、本来の力を発揮できず、7回を投げて自責点6という苦しい展開になってしまったのです。
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川上憲伸さんのエピソードです。