中日・松山晋也、昨夏に「熊と勝負したいんですよ。160キロの直球を、熊の眉間に10球連続で投げ込んで撃退するんです」「そういう状況でやらないと」「ただ、失敗したら、来年、僕はいないです（笑）」

■2025.04.21 スポニチアネックス

頼りになる中日の新守護神・松山晋也　「実は…」まさかの一言に見た強烈な向上心


　150キロ超の球威抜群の直球と落差の鋭いフォークに加え、最大の武器が強烈な向上心。昨夏のこと。松山が突然、「実は、熊と戦いたいんですよね」と言い出して驚いた。

　「熊と勝負したいんですよ。160キロの直球を、熊の眉間に10球連続で投げ込んで撃退するんです。球速アップとコントロールの向上です。そういう状況でやらないとって思うんですよね。ただ、失敗したら、来年、僕はいないです笑」

　食事の席だったし、ゲラゲラ笑いながら聞いていたが、松山の冗談交じりの言葉の中に、感じるものがあった。どうしても「熊」というパワーワードに意識を持っていかれるが、つまりは、“命がけで野球がうまくなりたい”という一心だ。

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松山投手の覚悟です。

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