今年から中日2軍が使用している“打撃マシン”について明かされる　落合英二2軍監督「今年から球団にお願いして…」

■2025.04.05 CBCラジオ

『若狭敬一のスポ音』

「B班は今年のクビ候補選手」「C班は心技体をじっくり鍛え上げる段階の選手」「多少の好不調があってもA班の選手は試合に出していきますよ」　中日・落合英二2軍監督が明かしたファームの“実質3軍制クラス分け”

今年から中日2軍が使用している“打撃マシン”について明かされる　落合英二2軍監督「今年から球団にお願いして…」

中日・落合英二2軍監督、昇竜館の若手選手たちの食事の改善を目指す「うちの選手は小さいよ」「ビュッフェスタイルではなく給食方式にする。ビュッフェが食べたければ…」

若狭アナ：
「落合英二2軍監督が進める育成改革」。

…

若狭アナ：
改革その2、打撃マシンの改良。

これも面白い話でしたね。

　落合英二2軍監督：
　今年から球団にお願いして、

　他球団の投手のデータを入力して、

　そのデータ通りにボールを投げられる打撃マシンを2台買って、

　ナゴヤ球場に置いています。

と。

よく何かバッティングセンターとかでもね、

なんかこうちょっとピッチャーのフォームでﾋﾞｭｰﾝみたいなのがあるじゃないですか、

ああいうピッチャーのフォームとかは映らないですよ。

でも実は、回転数とか、

このピッチャーの回転軸とか、

カット気味のボールとか、ツーシーム系のボールとか、

高いお金を払うとですね、

データを入力して、そのデータ通りにボールを投げられるマシンがあるそうです。

それを2台買っていると。

それを試合前にスタメンの選手は打ってるんですね。

で、これ3月30日(日)、ナゴヤ球場のウエスタン・リーグ、中日・広島戦。

中日はですね、みなさんは新聞をお持ちだったり、

ネット、スポナビなどをダウンロードしてる方は見ていただきたいんですが、

1回の裏、相手の広島先発の髙投手、サウスポーのピッチャーなんですが、

立ち上がりを攻めて打者一巡で7得点してるんですね。

で、これは落合英二さんが教えてくれたんですけど、

　落合英二2軍監督：
　あの日、髙くんのデータをマシンに入力して、

　スタメン全員に打たせていて、

　それが見事に実を結んだ。

と。

これは、1軍も2軍も12球団の全選手のデータがもう今あるんですよね、球団にも。

で、確かNPBもそのデータを開示するというような話も、この前ちらっとネットニュースで見たんですけども、

もう全球団の全選手のデータは持ってる。

で、それを試合前に入力する。

すると同じようなストレートの回転数とかが来るわけですよ。

それを打つわけですよ。

で、いざ試合に行って、

「髙投手、はいはいはいはい、このストレート、この回転、こんな感じで来ていた来てた」とパカパカ打って打者一巡、7得点。

これは凄くないですか（笑）

これはバンテリンにあるかどうかは分かりません。

これがナゴヤ球場に2台だけだったら、

バンテリンに置いて、

1軍の選手が使ったほうがいいような気がするんですけど、

ひょっとしたらバンテリンにもあるのかもしれませんが、

中日は、良いマシンを今年買ってます。