■2025.01.25 CBCラジオ
『若狭敬一のスポ音』
若狭アナ:
今週もナゴヤ球場に行きました。
今回はね、取材です。
ある人に、ある選手のことについて聞きたかったんですね。
ある人というのは渡邉博幸コーチです。
守備のスペシャリストでね、
2004年はゴールデン・グラブ賞を獲得した渡邉コーチ。
ノックを打って内野手を多く育ててきた渡邉コーチに、とある選手について聞きたかった。
秋、実際に練習で多くノックを打っていたはず、
秋は上手くなったのか、どうなのか?
この選手の守備の課題というのは、1歩目の判断。
これがなかなか難しい選手で、上手く打球に入れない。
ここはもう1歩前に出るべきところで、ちょっと引いたりとか、
逆に引くべきところで無理に前に出たりとか、
右、左、左右の動き等などの1歩目の判断に課題があった選手について、
どう成長したのか、それを感じたのかどうなのかを聞きたかったんですが、
ズバリ、「成長している」ということでした。
その課題についてもノックを打っているとですね、
10本中、最初は5本ぐらい良い形で打球に入れていたものが、
6本になり,7本になり,8本になり、「おぉ!上手くなってる!上手くなってる!日に日に上達してるな!」というのは、
ノックを打つノッカーと、そのノックを捕る選手との、この間、
この空間で、プロのノッカーというのは感じ取るわけですよ。
ただ、ここからです。
毎日、毎日、数多くのノックを受けていると相手も人間ですから、
「やりたくないなぁ、今日。体が重いなぁ…」という日があるそうなんです。
それは渡邉コーチも現役時代に何度となく経験してるわけですね。
それは、もうノッカーとして分かるわけですね。
で、口が裂けてもプロ野球選手ですから、
「今日、すみません。やりたくないです」「もういいですか?あと10本ぐらいで」という選手はいません。
ただ、その気持ちというのは動きに出たり、表情に出たりするんですって。
これもノッカーと選手との空間の中で分かる。
で、いよいよですね、 痛いところが出てくる、
例えば、腰が痛いとか、膝が痛いとか、肩肘が痛いってなった場合は、
「少々の痛みでも必ずコーチに言いなさい」という今、ルールになってるそうなんですね。
渡邉コーチが現役時代というのは、そんなルールなくて、
みんな、痛い痒いを我慢して、
蓄積して、蓄積して最終的に大ケガというパターンが多かったんですが、
これは選手にとって、チームにとっても良くないので、
今はもう時代が変わって、
「ちょっとでも違和感、痛みがあったら、すぐ言いなさい」ということになっています。
ところが、
この選手は結局、1回も「やりたくないよ」っていう動き、表情を見せず、
1回も「痛いです」という報告もなかった。
むしろ「もっと打ってくれ」、
「コーチ、上手くなりたいからもっと打ってくれ」、
で、体も結局、衰えることなく、
疲れることなく秋季練習は走りきったと。
渡邉コーチ、秋季キャンプは野手の一部は沖縄でやったんですけど、
その今回、沖縄には行かなかったんですが、
「沖縄に行った直倫コーチに聞いたけど」、
堂上コーチの話によっても、
その選手は秋季練習中、もう最後の最後までやりきったと。
痛い痒いは一切ない。
表情も前向き、「どんどん打ってくれ!」。
「楽しみだよ、春のキャンプが」と渡邉コーチも言っていました。
誰か?
福永裕基手です。
福永裕基選手は、 今年、
セカンドのポジションにハマるかどうかが僕も今年のドラゴンズを左右すると思っておりますので、
キャンプでの動きが楽しみです。
『若狭敬一のスポ音』
若狭アナ:
今週もナゴヤ球場に行きました。
今回はね、取材です。
ある人に、ある選手のことについて聞きたかったんですね。
ある人というのは渡邉博幸コーチです。
守備のスペシャリストでね、
2004年はゴールデン・グラブ賞を獲得した渡邉コーチ。
ノックを打って内野手を多く育ててきた渡邉コーチに、とある選手について聞きたかった。
秋、実際に練習で多くノックを打っていたはず、
秋は上手くなったのか、どうなのか?
この選手の守備の課題というのは、1歩目の判断。
これがなかなか難しい選手で、上手く打球に入れない。
ここはもう1歩前に出るべきところで、ちょっと引いたりとか、
逆に引くべきところで無理に前に出たりとか、
右、左、左右の動き等などの1歩目の判断に課題があった選手について、
どう成長したのか、それを感じたのかどうなのかを聞きたかったんですが、
ズバリ、「成長している」ということでした。
その課題についてもノックを打っているとですね、
10本中、最初は5本ぐらい良い形で打球に入れていたものが、
6本になり,7本になり,8本になり、「おぉ!上手くなってる!上手くなってる!日に日に上達してるな!」というのは、
ノックを打つノッカーと、そのノックを捕る選手との、この間、
この空間で、プロのノッカーというのは感じ取るわけですよ。
ただ、ここからです。
毎日、毎日、数多くのノックを受けていると相手も人間ですから、
「やりたくないなぁ、今日。体が重いなぁ…」という日があるそうなんです。
それは渡邉コーチも現役時代に何度となく経験してるわけですね。
それは、もうノッカーとして分かるわけですね。
で、口が裂けてもプロ野球選手ですから、
「今日、すみません。やりたくないです」「もういいですか?あと10本ぐらいで」という選手はいません。
ただ、その気持ちというのは動きに出たり、表情に出たりするんですって。
これもノッカーと選手との空間の中で分かる。
で、いよいよですね、 痛いところが出てくる、
例えば、腰が痛いとか、膝が痛いとか、肩肘が痛いってなった場合は、
「少々の痛みでも必ずコーチに言いなさい」という今、ルールになってるそうなんですね。
渡邉コーチが現役時代というのは、そんなルールなくて、
みんな、痛い痒いを我慢して、
蓄積して、蓄積して最終的に大ケガというパターンが多かったんですが、
これは選手にとって、チームにとっても良くないので、
今はもう時代が変わって、
「ちょっとでも違和感、痛みがあったら、すぐ言いなさい」ということになっています。
ところが、
この選手は結局、1回も「やりたくないよ」っていう動き、表情を見せず、
1回も「痛いです」という報告もなかった。
むしろ「もっと打ってくれ」、
「コーチ、上手くなりたいからもっと打ってくれ」、
で、体も結局、衰えることなく、
疲れることなく秋季練習は走りきったと。
渡邉コーチ、秋季キャンプは野手の一部は沖縄でやったんですけど、
その今回、沖縄には行かなかったんですが、
「沖縄に行った直倫コーチに聞いたけど」、
堂上コーチの話によっても、
その選手は秋季練習中、もう最後の最後までやりきったと。
痛い痒いは一切ない。
表情も前向き、「どんどん打ってくれ!」。
「楽しみだよ、春のキャンプが」と渡邉コーチも言っていました。
誰か?
福永裕基手です。
福永裕基選手は、 今年、
セカンドのポジションにハマるかどうかが僕も今年のドラゴンズを左右すると思っておりますので、
キャンプでの動きが楽しみです。
中日・森野将彦コーチが名前を挙げた、“落合ノック”で成長した自身の姿と重なる1人の中日選手
Q.今季のキーマンは? → 中日・井上一樹監督「今ね、石川昂弥とか細川って言うと思ったんでしょ。本当にそこも期待はしていますけども、僕の中でのキーマンは…」
福永選手の成長を評価です。