■2024.12.16 CBC MAGAZINE(CBCマガジン)
来季は期待の背番号7へ!二軍スタートから四番打者も務めた竜の強打者・福永裕基の成長のシーズンを振り返る!
2024年シーズン開幕は、今季111試合出場で打率.306、OPS.789という最終成績からは考えられないが、二軍スタートだった。2023年はルーキーながら97試合、打率.241、本塁打2、盗塁2としっかり結果を残したのでなおさら悔しさを感じる状況だが、福永選手は、「自分の実力が足りないだけだと思うので、認めてもらうまで頑張るしかない。」と冷静に分析し努力を重ねていった。すると新しい武器が加わった。昨季一軍でわずか2盗塁だったのが、二軍ではあるが27試合で11盗塁と大きな変化を数字で示した。
「何かインパクトを残さないといけないと、アピールするしかないと思ったのでアピールを続けて、1日でも早く一軍に行けるように頑張っていました。」
掴んだ。そこから、5月打率.273、本塁打0、6月打率.292、本塁打1、7月は打率.333、本塁打2とぐんぐん調子を上げていき、7月12日のタイガース戦では初の4番の座についた。
「正直『まじか』とか『ホンマかな?』というかビックリしたんですけど、意識はしてないです。自分の中での変化は特にないです。勝つために自分の役割をしっかり果たす。チームが勝つために貢献したい。その想いだけですかね。」
最終成績は、111試合、打率.306、本塁打6、打点32、盗塁9、と規定打席には届かなかったものの、来年に大いに期待できる成績となった。
「ほとんど全てでキャリアハイの成績を残すことができましたし、ステップアップできたシーズンだったと思います。」
記事全文を読む
中日・福永裕基、自主トレで誰かに“弟子入り”することも考えたが1人自主トレを選択 → その理由が…
中日・福永裕基、実はシーズン中にバットを…
福永選手が思いを語ります。