■2024.10.23 CBCラジオ
『ドラ魂キング』
…
『中日ドラゴンズ秋季練習レポート』
榊原アナ:
フェニックス・リーグに行っていた梅津と松木平が昨日、戻ってきたんですよね。
共に2試合投げて本人としては良い結果ということで、
梅津投手に話を聞いたんですが、
2週間前ですね、この水曜日の出発前、
梅津投手と松木平投手にお話を聞いていたんですが、
梅津投手は変化球について話していたんですよね。
梅津:
どうしても今、変化球の精度がイマイチなので真っすぐの割合が多くなる。
そうすると1回り目は良くても、
2回り目、3回り目では捉えられる。
変化球の精度というのをバッターに投げるということで、
確かめていきたい。
という話をしていました。
宮崎では2試合に投げまして、
6回2失点、5回無失点というところで、
結果はしっかりと出ていました。
その変化球については、
梅津:
カーブが上手く使えた。
やっぱりブルペンで投げるのと、
バッターに対して投げるのとでは大きく違う。
バッターに投げていくうちに、
そのカーブの精度というのも良くなっていって、
バッターの反応としても、
どうしても真っすぐを待たれているところで、
カーブでストライクを取って、
そうするとカーブを見送ったことによって、
次のストレートというのが、より威力を増す。
より速く見えるというところで、
カーブというところは、宮崎の2試合で手応えを掴んだ。
ようですね。
宮部アナ:
今中さん、
ご自身とは球種が一緒でも違うと思うんですが、
梅津の今年と今の取り組みをどんなふうにお聞きになりましたか?
今中:
うん。
逆。
宮部アナ:
逆!?
というのは?
今中:
真っすぐを磨かないとダメです。
狙っている、
俺、ずっと言うんですけど、
バッターが狙っている2ボールから真っすぐにいくという、
その真っすぐで、打たれない真っすぐを投げる練習をしないと、
バッターが狙っている球種を避けていくというのは長続きしないです。
だから、ストレートは、
待っていますよ、3ボールから真っすぐを1本待っていますよという時のストレートを投げて抑えるのが、
本来の自分の、
そこで自信を掴むわけですよ。
だからボール2だろうが3ボールだろうが、
ど真ん中に150km/hを超える、梅津ならボールを放るわけでしょ。
そこに自信をつけないと、
変化球をいくら投げたって一緒なんですよ。
逆なんですよ。
宮部アナ:
両方を大事にという梅津の思いもあるんですが。
今中:
もったいないです。
モノの考え方は基本はストレートなので、
ストレートがあれだけ速い、強烈なストレートを持っていて、
結局、ストライクゾーンで勝負をしないから、
2回り目、3回り目という自分で勝手な解釈をするんですけど、
バッターは2回り目だろうが3回り目だろうが、
良いボールは狙ってきても打てないですよ。
それを勝手にやられるという認識がダメです。
相手が考えれば、考えるほどピッチャーが有利に立てるんですよ。
だから2回り目を考えちゃっている時点で持たないんですよ。
考えさせられたら打たれる兆候なので。
宮部アナ:
春の臨時コーチの時にも、
高めの真っすぐで空振りを取れる真っすぐをということを、
色々なピッチャーに言っていましたが。
今中:
とにかくストライクゾーン高めで、
速いボールを投げられる人は、高め真ん中に投げなさいよという。
そこで抑えられるから、
みんな自身がついて152,3km/hのピッチャーが、
自信を持ったら155,6km/hいくんですよ。
宮部アナ:
あっ、球速も上がる?
今中:
上がるんですよ、若い子はね。
自信を持ったら腕の振りが変わるので、
だからその自信を持つために、
実戦で投げるなら分かっていても打たれてもいいから、
そのストレートを追い求めていって、
で、変化球は変化球で、この日は変化球を投げましょうとか、
結果じゃなくて。
ああいうフェニックス・リーグというのは結果は別に要らないんじゃないですか。
テーマを持っていくわけですから、
じゃあ梅津の真っすぐが、
じゃあ今年、どれだけやられましたか?という話で、
結局、自分のフォアボールから苦しんでいるだけの話でで、
ストライクゾーンにいかないんで。
宮部アナ:
一人相撲になってしまう。
せっかく良いものがあるのに。
今中:
自信を持てば、いくらでもストライクは入るんですよ。
まだ自信がないから、
コースに投げたり、低めに投げようとか、
そういうコース、コースということになるから、
フォアボールが直結してくるので。
宮部アナ:
なるほど。
自信がついて、スピードも上がれば、
今度はカーブとの緩急になりますもんね。
今中:
相手も勝手に考えて余裕でストライクも入りますし、
だからもっと、あれだけの真っすぐだったら、本当、
80%真っすぐでも良いくらい。
20%変化球、80%真っすぐで、
それで自信を掴めるくらい頑張らないと。
たぶんレギュラーシーズンだと、
そこまでパーセンテージであげられないので、
自信を掴むために、80%分かっていても、
真っすぐ、真っすぐ、真っすぐで、
疲れた時でも、その真っすぐを、
疲れた時はどうやって投げるんだというのを体で覚えていかないと。
まぁでも今年はトミー・ジョン手術明けなので、そこまでは無理は言わないけど、
来年は、もうリミッターをカットしてね。
『ドラ魂キング』
このあと16時からは #ドラ魂キング⚾️🐉
— ドラ魂キング【CBCラジオ】 (@cbcradiodragons) October 23, 2024
水曜日の担当は#宮部和裕 アナと #安藤渚七 さん🐨💙
✔️テーマは #ドキドキ💗
✔️#趣味コレ は #月刊ドラゴンズ🐉
✔️#レポキャス は #ハロウィン スイーツ🎃
️✔️ゲストは #今中慎二 さん
📮https://t.co/auFr9A3CUo#CBCラジオ #dragons pic.twitter.com/4AovsT5L7m
このあと18時台のゲストは#今中慎二 さん🥳
— ドラ魂キング【CBCラジオ】 (@cbcradiodragons) October 23, 2024
質問・メッセージお待ちしています✉️
お便りはコチラから💁♀️
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『中日ドラゴンズ秋季練習レポート』
榊原アナ:
フェニックス・リーグに行っていた梅津と松木平が昨日、戻ってきたんですよね。
共に2試合投げて本人としては良い結果ということで、
梅津投手に話を聞いたんですが、
2週間前ですね、この水曜日の出発前、
梅津投手と松木平投手にお話を聞いていたんですが、
梅津投手は変化球について話していたんですよね。
梅津:
どうしても今、変化球の精度がイマイチなので真っすぐの割合が多くなる。
そうすると1回り目は良くても、
2回り目、3回り目では捉えられる。
変化球の精度というのをバッターに投げるということで、
確かめていきたい。
という話をしていました。
宮崎では2試合に投げまして、
6回2失点、5回無失点というところで、
結果はしっかりと出ていました。
その変化球については、
梅津:
カーブが上手く使えた。
やっぱりブルペンで投げるのと、
バッターに対して投げるのとでは大きく違う。
バッターに投げていくうちに、
そのカーブの精度というのも良くなっていって、
バッターの反応としても、
どうしても真っすぐを待たれているところで、
カーブでストライクを取って、
そうするとカーブを見送ったことによって、
次のストレートというのが、より威力を増す。
より速く見えるというところで、
カーブというところは、宮崎の2試合で手応えを掴んだ。
ようですね。
宮部アナ:
今中さん、
ご自身とは球種が一緒でも違うと思うんですが、
梅津の今年と今の取り組みをどんなふうにお聞きになりましたか?
今中:
うん。
逆。
宮部アナ:
逆!?
というのは?
今中:
真っすぐを磨かないとダメです。
狙っている、
俺、ずっと言うんですけど、
バッターが狙っている2ボールから真っすぐにいくという、
その真っすぐで、打たれない真っすぐを投げる練習をしないと、
バッターが狙っている球種を避けていくというのは長続きしないです。
だから、ストレートは、
待っていますよ、3ボールから真っすぐを1本待っていますよという時のストレートを投げて抑えるのが、
本来の自分の、
そこで自信を掴むわけですよ。
だからボール2だろうが3ボールだろうが、
ど真ん中に150km/hを超える、梅津ならボールを放るわけでしょ。
そこに自信をつけないと、
変化球をいくら投げたって一緒なんですよ。
逆なんですよ。
宮部アナ:
両方を大事にという梅津の思いもあるんですが。
今中:
もったいないです。
モノの考え方は基本はストレートなので、
ストレートがあれだけ速い、強烈なストレートを持っていて、
結局、ストライクゾーンで勝負をしないから、
2回り目、3回り目という自分で勝手な解釈をするんですけど、
バッターは2回り目だろうが3回り目だろうが、
良いボールは狙ってきても打てないですよ。
それを勝手にやられるという認識がダメです。
相手が考えれば、考えるほどピッチャーが有利に立てるんですよ。
だから2回り目を考えちゃっている時点で持たないんですよ。
考えさせられたら打たれる兆候なので。
宮部アナ:
春の臨時コーチの時にも、
高めの真っすぐで空振りを取れる真っすぐをということを、
色々なピッチャーに言っていましたが。
今中:
とにかくストライクゾーン高めで、
速いボールを投げられる人は、高め真ん中に投げなさいよという。
そこで抑えられるから、
みんな自身がついて152,3km/hのピッチャーが、
自信を持ったら155,6km/hいくんですよ。
宮部アナ:
あっ、球速も上がる?
今中:
上がるんですよ、若い子はね。
自信を持ったら腕の振りが変わるので、
だからその自信を持つために、
実戦で投げるなら分かっていても打たれてもいいから、
そのストレートを追い求めていって、
で、変化球は変化球で、この日は変化球を投げましょうとか、
結果じゃなくて。
ああいうフェニックス・リーグというのは結果は別に要らないんじゃないですか。
テーマを持っていくわけですから、
じゃあ梅津の真っすぐが、
じゃあ今年、どれだけやられましたか?という話で、
結局、自分のフォアボールから苦しんでいるだけの話でで、
ストライクゾーンにいかないんで。
宮部アナ:
一人相撲になってしまう。
せっかく良いものがあるのに。
今中:
自信を持てば、いくらでもストライクは入るんですよ。
まだ自信がないから、
コースに投げたり、低めに投げようとか、
そういうコース、コースということになるから、
フォアボールが直結してくるので。
宮部アナ:
なるほど。
自信がついて、スピードも上がれば、
今度はカーブとの緩急になりますもんね。
今中:
相手も勝手に考えて余裕でストライクも入りますし、
だからもっと、あれだけの真っすぐだったら、本当、
80%真っすぐでも良いくらい。
20%変化球、80%真っすぐで、
それで自信を掴めるくらい頑張らないと。
たぶんレギュラーシーズンだと、
そこまでパーセンテージであげられないので、
自信を掴むために、80%分かっていても、
真っすぐ、真っすぐ、真っすぐで、
疲れた時でも、その真っすぐを、
疲れた時はどうやって投げるんだというのを体で覚えていかないと。
まぁでも今年はトミー・ジョン手術明けなので、そこまでは無理は言わないけど、
来年は、もうリミッターをカットしてね。
今中慎二さん、中日・立浪和義監督の3年間について言及する「いい意味でチームを…」
中日臨時コーチを務めた今中慎二さん「第1クール、キャッチボールした瞬間に『アレ?由伸だ』って思って。『おいおい、やっとんなあアイツ』って…」
今中慎二さんが指摘です。