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中日・根尾昂「次の登板は言われていません。先発とも言われていません」 → 根尾昂にとっての2024年シーズン、そしてこれからは…

根尾昂

■2024.09.07 CBCラジオ

『若狭敬一のスポ音』
中日・根尾昂「次の登板は言われていません。先発とも言われていません」 → 根尾昂にとっての2024年シーズン、そしてこれからは…




若狭アナ:
2024年は一進一退、根尾昂のこれまでと今。

今シーズンの成績は1軍で3試合、0勝1敗、防御率9.39。

2軍で13試合、4勝3敗、2.50です。

去年の12月の話からさせていただきます。

私は愛知県蒲郡市のホテルでトークショーの司会をしました。

根尾昂投手がゲストでした。

昼と夜の2部制でした。

ダブルヘッダーだったんですね。

ただ、この昼と夜の間はホテル側が用意してくれた部屋で、

のんびり1時間くらい休憩があったんです。

私はぼーっとしていましたが(笑)

根尾投手はなんとスーツからジャージに着替えて、

マットを敷いて、ストレッチやトレーニングをしていた。

この話は以前、スポ音でもしていたんですよね。

 根尾:
 来年(2024年)はキャンプからアピールして、

 開幕ローテを絶対に掴みたい。

 僕の立場上、キャンプやオープン戦では、

 圧倒的なパフォーマンスが必要です。

 しっかり準備をします。


と。

まさにしっかり準備を。

トークショーの昼と夜の間でもやっていたんですよね。

1月、大島洋平選手と共に大阪で自主トレをしました。

体を作りました。

2月、北谷、1軍キャンプスタートでした。

2月17日、DeNAとの練習試合で先発しまして3回パーフェクト。

24日、1週間後はオープン戦の楽天戦、4回1失点と好投が2つ続きました。

しかし、3月2日バンテリンドームに帰ってきてのヤクルト戦で、

5回途中、5失点、おやおや?

9日は広島戦、6回途中2失点ですが、自責0。

うん…

圧倒的かと言われれば圧倒的ではないですが、

悪いかというと悪くない。

ちょっと波があるが総じてまぁまぁ良い。

こんな感じだったと思うんです、春先は。

開幕ローテはどうかな?どうかな?

ところがですね、これまたチーム事情ですね。

春先のドラゴンズの先発ローテ争いって、とんでもなくレベルが高くて、

実際、そうですよね。

開幕してからドラゴンズ6連勝もあって、単独首位に立った。

それは何試合も連続で完封勝利が続くように投手陣が良かった。

先発は誰一人として崩れなかったと言っても過言ではない。

レベルがめちゃくちゃ高かったので、

今、申し上げた程度の成績では、

開幕ローテ争いに漏れていったんですね。

 根尾:
 3月9日の広島戦の6回途中2失点のあと、

 試合後に首脳陣から、

 「ファームの開幕カードで投げてくれ」と言われました。

と。

これね、温かいメッセージのようで、

この時期のファームに一旦行ってくれというのは開幕ローテ脱落宣告なんですよね。

根尾投手は、

 根尾:
 悔しさしかなかったです。

と。

並々ならぬ思いで2024年、

それこそオフから1月,2月と頑張ってきましたが、

レベルが高かったので、

今、申し上げたくらいパフォーマンスでは2軍だった。

 根尾:
 悔しさしかなかったです。

 悔しい気持ちは大切です。

 しかし、悔しさだけで良い球は投げられません。

 良い球を投げるには、どうするか考えました。


と。

3月17日、開幕カード、ソフトバンク戦、5回1失点と好投しま
した。

ところが4月2日、阪神戦、2回途中4失点と炎上です。

春先の根尾投手というのは良い日と悪い日があって、

その差が激しいというのが特徴だったんですね。

開幕ローテを掴めそうで、つまずいてしまった。

この原因を聞きました。

根尾投手本人は、

 根尾:
 良い球と悪い球がはっきりしていました。

 だから良い日と悪い日がありました。

 その原因は100%、技術です。
 
 体が使いたいように使える時と使えない時がありました。

 フォーム的にハマった時は良い球が投げられましたが、

 ハマらない時はバラつく。

 再現性が低いということです。


と。

この阪神戦のノックアウトから2週間、登板間隔が空きました。

一度、先発ローテを外れてフォーム修正期間を設けていたんですね。

 根尾:
 何度も何度も映像を見返しました。

 すると、足の上げ方とか、腰の位置とか、

 色々と考えるようになりました。

 沢山の人から多くのアドバイスも貰いました。


と。

ちょっとね、色々と細かい所に神経がいくようになってきたということなんですね。

そんな中、浅尾さんの…、

また、浅尾コーチが出てきました。

 根尾:
 浅尾さんの一言が大きかったです。

 浅尾さんには、

 「ちょっと考えすぎかな」、

 「フォームは一旦置いておいて、まず自分の一番良い球をどんどん投げることにしよう」、

 「とにかく投げてみよう」と言われました。

 実際、試合中にフォームなんか気にしている場合じゃないですし、

 対バッターで勝負しなきゃいけない。

 フォームのことばかりを考えるのはやめて、

 まずはブルペンの球数を増やしました。

 それまで先発ピッチャーの中6日というのは、

 2軍でもそうだったんですが、

 調整期間の中にはコンディションのことを考えて練習量を制御する日もありました。

 そりゃあそうですよね、

 1週間に一度、最高のパフォーマンスを出すための中6日ですから、

 その期間中にはランニングの量とか、ウエイトの量とか、

 それこそブルペンで投げる球数というのを減らす日もあったんですが、

 僕は春先、投げました。

 とにかく投げました。

 すると、どんどん腕が振れるようになってきていて良い球も増え始めました。

 少しずつ実感として再現性が高まってきました。

 1軍の中6日は結果を出すための調整ですが、

 ファームは上達が求められる場所、過ごし方が違って当然です。

 今、思えば、

 もっとキャンプ中にこれをやっておけば良かったなとも思います。


ということなんですね。

でも、これは、あとから気づいたことなんです。

そして少しずつ根尾投手は良くなってきました。

ただ、あくまで少しずつだったんですね。

結果は、やっぱり一進一退だったんです。

4月16日、くふうハヤテ戦、7回途中1失点と好投です。

ところが1週間後の阪神戦は3回6失点、炎上です。

その1週間後、4月30日、くふうハヤテ戦、8回1失点とまた好投。

一歩進んで、一歩下がる、一歩進んで、一歩下がる。

良い球は、これは自分の実感としても増えつつあるんです。

ただ、まだ完璧ではない。

結果も一進一退。

だから良くなりかけているけど万全じゃない。

そんな状態の時に何があったのか。

急きょ、1軍に呼ばれたんです。

これ、また再三、私も20年近くドラゴンズの取材をしていますが、

1軍,2軍の行ったり来たりって、結局、チーム事情なんですよ。

2軍で完璧だから上がれるとも限らない。

1軍がバタバタしていると、ちょっと不完全でも上がらざるを得ない。

4月下旬から5月にかけて1軍がどうなっていたかというと、

負けが込み始めました。

この原因は春先好調だった先発投手陣が崩れ始めたんです。

すると当然、ビハインド展開が増える。

すると、いわゆる言葉が悪いですが、

敗戦処理のピッチャーがどんどんどんどん投げる。

リリーフ陣の登板過多になっていって、

とにかく1軍は長いイニングを投げられる、跨げる、

ビハインド展開で投げられるようなピッチャー、すると根尾昂なんです。

呼ばれました。

 根尾:
 呼ばれたのは急きょでした。

 今まで取り組んできたことをしっかり出そうと思いました。

と。

この時ね、ちょっと私は記憶を遡ると、

ファンからは「おいおい、根尾は先発なのに、なんで1軍に上げて、しかもリリーフさせるんだ。敗戦処理なんだ、けしからん」、

そんな声もあったんですが根尾投手はどうですか?

 根尾:
 どんな状況でも、

 与えられた場所で仕事をするのがピッチャーです。

 そんなこと全然、思ってもなかったです(笑)


と笑っていました。

 根尾:
 えっ?

 ファンのみなさんは、そんなことを言っていたんですか。


と。

1軍でのリリーフ登板は残念な結果でした。

2軍で少しね、少し上向いてきたという状況で、

抑えられるほど甘くはありませんでした。

しかも、ビハインド展開で投げるのって、結構、難しいんですよ。

相手打線はノッていますしね。

もう、イケイケドンドンですから、

そこに登板するって本当に難しいんですよね。

根尾投手、

 根尾:
 マツダの広島戦は他のピッチャーが残したランナーを帰してしまいましたし、

 次の阪神戦はフォアボールでランナーを貯めてドカン、

 こんなピッチングを続けていてはダメだなと思いました。


と。

登板2試合で2軍降格です。

ところがね、ここからまた盛り返しますよ、根尾投手というのは。

2軍に戻ると、また先発ローテをまた守ります。

6試合守りました。

これ、結構、守っています。

1ヶ月以上、守っています。

6試合で2勝0敗です。

6試合全てで、5イニング以上投げていて、

自責点は2点以下、しっかりゲームを作っているんですね。

良い球と悪い球が、春先は半々だった割合が、

5月、これは2軍に1回落ちています。

5月、6月、7月と徐々に徐々に良い球が増えてきました。

そして8月4日です。

マツダスタジアムです、広島戦です。

遂に今シーズン初の1軍先発のチャンスを与えられました。

根尾、よく2軍で頑張ったと、

春先は一進一退だったけども良くなった。

もう結果も出ている、上げよう。

5月の緊急昇格の時とは全く状態が違っていたんですね。

根尾投手本人も言っています。

 根尾:
 マツダの試合は、しっかり準備ができて、

 万全な状態で臨みました。

と。

ところがです、ところがです…!

先頭の秋山にフォアボール、

自らのバント処理エラー、ヒット、長打。

なんだかんだで、あっという間に5失点。

これは、私もショック。

ラジオで聴いていたんですけど、

あ~っ…、ああ…と本当に胃がキュッと苦しみましたね。

 根尾:
 立ち上がりは、そもそも課題でしたが、

 それが出てしまいました。

 自分のミスもあって取れるアウトを取れませんでした。


と。

大きくつまずきます。

これで、また2軍に落ちます。

 根尾:
 マツダで打たれた球を見返しました。

 何がよくなかったのか分析はできました。

 次は、絶対にやり返したいと思っています。

と。

これはやり返すためには、2軍でまた練習に取り組んで、

試合で結果を出すしかありません。

でも、先々週、お伝えした大野雄大投手と根尾昂投手というのは、

もう全然、実績も年齢も違っていて、

大野雄大投手は申し上げた通り、ここで心が折れたんですね。

もう1回、1ヶ月ローテを回って結果を出す、

これは、さすがにキツいわと。

根尾投手はまだまだ若いです。

やってやろうじゃないか、もう1回いくぞということで(笑)

8月4日にノックアウトされてから、

8月はもうやる気満々ですよ。

もう分析はできていますから。

もう1回、1ヶ月かかろうが、1ヶ月半かかろうが、

もう1回、結果を出して1軍に上がってやる。

ところがね、

8月は話を聞けば聞くほど噛み合いませんでした。

これはまずもう自業自得だと思うんですが、

8月17日に、これ大学生と練習試合をしているんですよ。

これは、そんなにニュースになっていないから、

ご存じない方もいらっしゃるかもしれませんが、

ここで3回3失点するんですよね、大学生相手に。

ここで「おや?」ということで、

ちょっと周りの評価を落としたんでしょうね。

ここから、当然、また次、

大学生3失点を奪われたといえ、もう根尾はダメだとはなりません。

また先発のチャンスを与えるんですが、

これがことごとく流れるんですね。

ケガから復帰した涌井投手の登板があったり、

梅津投手の登板があったり、

もう1軍を見越した登板をする先輩方が沢山いて、

なかなか根尾投手の出番が回ってこなかった。

「よし、さぁ根尾行こうか」といった時に今度は雨ですよ。

雨で流れて、流れて、どんどん登板がずれ込んでしまう。

確かに大学選抜との試合で打たれたのは自分の責任なんですが、

あとは何だか野球の神様がいたずらをしているかのように、

これはまたチーム事情と天候で、どんどん先発のチャンスが失われていく。

で、一旦、なんと根尾投手は先発を外れ、

ロングリリーフ要員として、2軍の試合ですよ。

2軍のロングリリーフ要員としてブルペンスタンバイになったんですね。

いつの間にか先発じゃなくなったんです。

ところがですね、

「あれ?このままじゃあ根尾はリリーフ?」、

「しかもビハインド展開のロングリリーフ?」、

「これはずいぶん、なんか降格したな」という感じかもしれませんが、

野球の神様は見放しませんね。

8月25日、豊橋で行われたナイターでの2軍オリックス戦、

先発の仲地投手が右足内転筋を傷めるまさかのアクシデントがありました。

緊急降板をしました。

ここで急きょマウンドに上がったのが根尾投手です。

4回1/3を2失点。

そして9月3日、オイシックス戦、

これはウエスタンじゃなくて、イースタンのチームなんですけども、

新潟でオイシックスと戦って、

先発の石森投手のあとを受けて5回無失点。

これ、またまたロングリリーフで根尾投手は盛り返しているんですね。

ところがですね、

先日、お話を聞くと、

 根尾:
 次の登板は言われていません。

 先発とも言われていません。


と。

つまりですね、私が話を聞いた情報によると、

根尾投手というのは、

今の立場は2軍の先発ローテでもないということですね。

ただ、盛り返してはいます。

本当に一進一退、色々あった2024年なんですねぇ。

根尾投手は、

 根尾:
 残り少ないシーズンですが、

 絶対に1軍のマウンドに立って勝ちたいと思います。

 そのための準備を毎日、続けるのみです。


と。

先日、8月、1軍のDeNA戦が台風で3つ流れました。

これも僕は勝手に野球の神様が、

ひょっとしたらですよ、

根尾投手に登板機会を与えようと思しているんではないかと思っています。

本人も、

 根尾:
 残りわずかではありますが、

 試合が残っているのはチャンスだと思っています。


と。

まだね、まだこのまま今シーズン根尾投手が終わるとは思えないんですね。

そういえば最後に、このことについても聞きました。

マツダの広島戦で、1軍ですよ。

5点取られた試合ね。

打席でヒットを打ちましたよね。

あの打席は、どうでしたか?

 根尾:
 あの打席、実はあまり覚えていないんですよね。

 ディカーソンが一生懸命走ってくれたなという記憶しかありません。

と。

はい、あの時にも色々と言われました。

「根尾投手は野手がいいんじゃないの」とかね(笑)

次の打席は代打を送られたんですが、

「打たせればよかったんじゃないの」とか色々あったんですが、

根尾投手はきっぱりとこう言いました。

 根尾:
 僕は、

 マウンドに立っている時はピッチャー。

 打席に立っている時はバッター。

 その気持ちは全く変わっていません。


と。

根尾投手にとって2024年は本当に一進一退でした。

良かったり悪かったり、勝ったり負けたり、

好投したり炎上したり、1軍に行ったり2軍に戻ったり、

役割も先発だったり、リリーフだった。

でも根尾昂投手というプロ野球選手、

本人、根尾昂自身は全く変わっていないですね。

常に課題を克服しようと地道に毎日ベストを尽くす。

周りの雑音は、ほぼシャットアウト。

眼の前のやるべきことに集中している。

そして、もう一度繰り返します。

根尾投手が変わっていない点、常に思っていること、

マウンドではピッチャー、打席ではバッターです。

白黒続いた今シーズン、

最後は本人も白で終わりたいでしょうし、

私もファンのみなさんも白が見たい、勝ち星が見たい。

そして投げて打っての大活躍が見たいと思っています。

おそらくね、シーズンどこかでチャンスがあると思いますし、

この前、流れたゲームは10月に組み込まれました。

最後の最後にバンテリンドーム ナゴヤで3連戦、

ここでの登板があるかもしれません。

根尾昂投手にとって一進一退の2024年の最後の最後はですね、

お立ち台で、あのとびきりの笑顔が見たいものです。

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