■2024.07.18 中日スポーツ
[ドラニュース]間近で見て、話して、感じた落合博満さんのすごさ 「俺は早く1軍に行く」…あっという間に三冠王【井野修「ジャッジの裏側」】#ドラゴンズhttps://t.co/NJ5IAtuW66
— 中日スポーツ (@chuspo) July 17, 2024
■2024.07.18 中日スポーツ
間近で見て、話して、感じた落合博満さんのすごさ 「俺は早く1軍に行く」…あっという間に三冠王【井野修「ジャッジの裏側」】
◇元プロ野球審判員・井野修「ジャッジの裏側」
現役時代でまず思い浮かぶのは、落合さんがプロ入りしたばかりのころの、イースタン・リーグでのこと。大洋(現DeNA)の2軍本拠地、大洋多摩川グラウンドでの大洋―ロッテ戦に私は審判員として行き、そこに落合さんもいました。
多摩川近くの川崎市側で、堤防を越えた住宅街の中のグラウンド。高いネットが張ってあり、ファウルラインの少し向こうが住宅街だったと記憶しています。2軍とはいえ、そのような環境でプロ野球をやるのが落合さんには驚きだったようで、「俺は早く1軍に行くからな」と言っていたのがすごく印象に残っています。その後すぐ1軍に定着し、あっという間にタイトルを取り、三冠王にもなりました。まさに有言実行で、すごいなと思ったものです。
私はセ・リーグの審判員だったので、落合さんが中日に移籍してきてからは、接する機会も増えました。そして球審をやった時に、落合さんのすごさを実感しました。投球に対して、打者が手を出さないなとなればストライクかボールか判定するのですが、さあ判定を、と思った瞬間に落合さんはバットが出てくるのです。コンマ何秒、遅れて出てくるのですね。それだけボールを引きつけて見極めていて、それができるスイングの速さもあったのでしょう。落合さん以外では、横浜にいた鈴木尚典選手もそうでしたね。とにかく落合さんのそういう姿を見て、一流の打者はこうなんだと思ったものです。
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当時のことを明かしました。