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中日・和田一浩コーチが語った、細川成也の“これからの課題”

和田一浩

■2024.06.08 NHK名古屋


■2024.06.08 NHK名古屋

細川成也 中日ドラゴンズ 頭の動きに注目 好調移籍2年目


細川選手は現役ドラフトで移籍後1年目の昨シーズンに24本のホームランを打つなど、プロ入り後最高の成績を残し規定打席にも到達した。しかしシーズン終盤の9月の月間打率は1割4分9厘と深刻な打撃不振に陥った。去年の苦い経験を踏まえ、好不調の波をなるべく小さくしてペナントレースを乗り切りたいと考えている。細川選手の才能を開花させた和田打撃コーチは好不調の波を小さくするカギについて、打撃フォームを安定させることが欠かせないと指摘する。

和田打撃コーチ
去年はいい時と悪い時のむらがすごくありました。彼の場合はどうしても動きが大きい選手、力感がほしくなるタイプの選手なので、力みだして体がぶれ出してしまいます。足を上げる動きが大きいと相手ピッチャーはタイミングを外そうといろんな手を使ってくる。そこに対するもろさをいかに安定させるかがこれからの課題だと思います。


細川選手はスイングする時に大きく足を上げてタイミングを取る。この時に頭が上下に動くくせがあるという。頭が動くと目線がずれたりスイングの軌道がぶれたりして、思うようにボールを捉えられなくなる。細川選手と和田打撃コーチが理想的なスイングだったと振り返るのが、4月29日のプロ初の満塁ホームランを打った時だ。

細川選手
頭の位置をぶらさず体幹ですかね、”お腹に意識を置いてバッティングができるように”ということは、ずっと課題としている部分でもあるのでそこは意識しています。


1打席1打席、スイングをチェックし自分の感覚と照らしあわせながら頭の位置をブレにくくし、常に理想のスイングができるようにしたいと考えている。こうした取り組みがシーズン序盤の好成績につながっていたのだ。

状況に応じたフォーム変更も
状況に応じたフォーム変更も好成績につながっている。その好例が4月16日のヤクルト戦だ。この試合はドラゴンズが2点リードされて迎えた8回にタイムリーで1点差に詰め寄り、5番の細川選手がツーアウト二塁三塁のチャンスで打席に入った。4球目に相手ピッチャーのワイルドピッチで同点となり、ツーボールツーストライクで迎えた5球目に、細川選手は足を上げない「ノーステップ」でセンター前に決勝のタイムリーヒットを打ったのだ。得点圏にランナーを置いたチャンスなどではコンパクトなスイングができる「ノーステップ」に変更し確実に打点を稼ぐことも意識しているという。5月5日の試合からは細4番で先発出場を続ける細川選手。チームの勝敗をも左右する打順を任され強い責任感を胸に打席に立っている。

細川選手
ここまでのシーズンは悪くない数字だと思います。これからも必死に1試合1試合戦っていきたいです。ことしが終わった時に笑って終われるような成績を残し、チームとしてもいい結果を出せるようにやっていきたい。ここから勝ち続けてはい上がっていくしかないので、チームの勝利に貢献できるようにやっていきたいのが一番です。


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