■2024.06.15 スポーツナビ
監督待望の声も…井端は中日をどう見る?
— スポーツナビ 野球編集部 (@sn_baseball_jp) June 15, 2024
打線のキーマンは2人、二遊間は「今年か来年くらい」
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監督待望の声も…井端は中日をどう見る? 打線のキーマンは2人、二遊間は「今年か来年くらい」
ファンがもう一つ気になるのは、やはり井端が現在の中日をどのように見ているかと言うこと。ここ数年の中日は、投手成績こそリーグでも上位ではあるものの、得点力不足が大きな課題と言われている。そんな貧打に悩む古巣の現状と、24年シーズン以降のポイントについても井端に聞いた。
井端「ホームランが足りないと頻繁に言われますけど、自分たちの現役時代もそんなにホームランを打つ選手がいたわけではありません。ウッズと福留(孝介)くらいですよね。福留が抜けた後に和田(一浩)さん、ウッズが抜けた後にブランコが入ってきましたけど、ホームランバッターと言える選手は大体2人だったと思います。それでも十分得点はとれていましたし、勝てるんですよね。
バンテリンドームで30本とかホームランを打てる選手は、他の球団を見てもそんなに多くはいません。でも外野は広いですから、長打は打てるわけですよ。長打はツーベース以上ですから。それであれば打球を高く上げる必要はないですよね。それに幸いなことに、今のチームはホームランも打てるだけの力を持った選手が2人以上出てきました。まずは石川昂弥選手ですよね。若手の中では遠くへ飛ばす力はずば抜けています。23年は膝のケガの回復途上ということで、まだしっかりコンディションが整っていない中でのプレーで苦しい部分も多かったと思います。それでも二桁のホームラン(13本)を打てたことは、ある程度自信になったのではないでしょうか。体の状態が整って、1年しっかり戦える体力がつけばもっと成績も上がるでしょう。
もう1人は細川(成也)選手ですよね。正直昨年、あんなに打てるとは思っていませんでした。そう思っていたらベイスターズも現役ドラフトに出していませんよね。バットを引きすぎる悪い癖があったんですけど、それがだいぶなくなってパワーが生きるようになりました。まだ調子の波はありますけど、パワーは間違いありません。石川選手も細川選手もまだまだ若いですから、この2人が安定してホームランを打って打点を稼げば、他の選手はホームランを狙う必要はないと思います。今年は2人に加えて経験のある中田(翔)選手も加わるわけですから、得点力とか長打力に関しては23年までよりは確実に期待できると思いますね」
井端の話すように、落合博満監督が就任して優勝を果たした04年もチーム本塁打数はセ・リーグで最下位の数字であり、53年ぶりの日本一を達成した07年を見てもチーム本塁打数は5位となっている。そういった過去の例を見ても、井端の言うようにホームランにとらわれずに、チームの強みを生かして勝ちを目指す方が得策と言えそうだ。
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侍ジャパン・井端弘和監督、田中幹也&村松開人と若い2人で組んでいる中日二遊間をどう見ているかと質問され…
井端弘和さんが語りました。