■2024.06.12 RadiChubu-ラジチューブ-
中日・髙橋宏斗投手、ピンチの時コーチたちと話す内容を明かす
7回を投げ抜く球数
若狭「細かい数字で恐縮なんですが、昨年の登板と、今年のこれまでの6試合の登板を1イニングの平均値で調べてみたんです」
高橋投手の昨年の球数は1イニングあたり16.99。今年は1球減って16球です。
被安打は、昨年の0.88から今年は0.73へ。奪三振は0.99で、今年はやや減って0.8。与四球も0.34から0.29へと下がっています。
数字としては今年の方が全てにおいて減少した高橋投手。球数もちょっと少なく、打たれているヒット、奪った三振、与えたフォアボール、全部少なくなっています。
この数字だけを見ると、打たせて獲るピッチングができているようですが、髙橋投手の実感は?
高橋「昨年までは、6回100球みたいな印象だったんですけど、今年はまだ6試合ですが7イニング投げれる球数になってきたと感じます」
無駄球も減ってきているそうです。
3球で追い込む
高橋「今年は3球で追い込むことをテーマにずっとやって来てるんですけど、それが少しはできてる印象はありますね」
3球で追い込むのは得意のスプリットを振らせるためだそうです。そのためには目線を外すカーブ、真っ直ぐから少しずらすカットボールが大切になるとか。
早めにストライクを取って、例えばワンボール、ツーストライクに追い込んで、さあ真っ直ぐか?スプリットか?の勝負になるそうです。
データ上では奪三振数が減っているものの、あまり気にしていないそうです。
実は髙橋投手、他球団が自分の過去のデータを活用していると感じることがよくあるそうです。
髙橋「ある程度早いカウントから仕掛けてくる印象が今年は強いので。そこは仕方ないので、しっかり欲しい場面で三振が奪えられるようにしたいですね」
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