中日育成ドラフト3位・尾田剛樹「やってしまったと思いましたが、とにかくセーフになろうと必死に走りました」

■2024.04.03 中日スポーツ

背番号は独立L恩師の「00」…同点呼び込んだ中日・尾田の“失敗の成功” 育成3位ルーキーは退路を断った


　失敗の成功が同点を呼び込んだ。7回、1点差に迫ってなお1死一塁。代打・後藤への4球目を投じる前に、山崎伊が一塁へクイックターンからけん制球を投げた。その時には、尾田は二塁に向かって全力疾走していた。しかし、岡本和からの送球を受けた吉川のタッチをかいくぐり、二塁を奪った。

　代走としてはやってはいけない飛び出しだが、記録は今季チーム初にして自身のプロ初盗塁。瞬間的に退路を断ち、前だけを向いた結果に「やってしまったと思いましたが、とにかくセーフになろうと必死に走りました」と胸をなで下ろした。そして田中の中前打で、三塁から同点のホームを駆け抜けた。

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この日のプレーを振り返りました。

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