■2024.03.10 中日スポーツ
年俸90万円”からの逆襲…ドラフト5位の中日・土生が3試合連続無失点 独立L→NPBが野球界の新潮流に#中日ドラゴンズ #ドラゴンズ #dragons#土生翔太 #NPBhttps://t.co/lQan1R3E2a
— 中日スポーツ (@chuspo) March 10, 2024
■2024.03.10 中日スポーツ
年俸90万円”からの逆襲…ドラフト5位の中日・土生が3試合連続無失点 独立L→NPBが野球界の新潮流に
転機は何と「ストレートの握りを見直したこと」だった。どんな野球少年も自然と覚える基本中の基本。ポイントは親指の向きだった。
「それまでの指導者から『こっちの方がボールに力が伝わる』と教わっていた握りだと、僕は爪で引っかいてしまってすぐにボールが血まみれになっていたんです。だからボールに爪が当たらないように添えたら、真っすぐが安定するようになって、結果がついてきたんです」
ストレートの回転数は200も跳ね上がり、宣言通りに1年でドラフト指名された。独立リーグは慈善団体ではない。入団前に交わした契約に従って、中日からの契約金と年俸から規定の額をリーグと所属球団に支払う。総額は彼が得ていた報酬の数年分に相当する。言い方は悪いが、人を育て、人を売る。NPBに行きたい選手と行かせて利益を上げたいリーグ。それが野球界の新たな潮流となっている。
誰かから聞いた。「独立リーグは夢をかなえる場所であって、あきらめる場所でもある」と。確かにそう。だが、厳密には土生もかなえたわけではない。1年でつなげた夢を、もっと大きく膨らませる場所。この日奪った空振りを見る限り、彼はNPBの球を投げている。
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中日ドラフト5位・土生翔太は「中継ぎ志望」
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土生投手が明かしました。