中日・三好大倫が“打撃フォーム改造”

■2024.02.05 中日スポーツ

中日の三好、フリー打撃で強烈な一発　新フォームに好感触「もうちょっとかなと思います」振り返る


　1軍生き残りへ強烈なアピールとなった。今キャンプ初めて行われた選手が登板するフリー打撃。仲地の内角低めへの直球に三好はバットを一閃（いっせん）。ライナー性の打球は右翼スタンドへと突き刺さった。

　仲地が全球直球のみだったとは言え、状態の良さを物語る一発。「思ったよりは打てたんですけど、もうちょっと期待していた自分もあった。もうちょっとかなと思います」と謙虚に振り返った。

　オフから取り組む打撃フォームの改造がはまった。プロ4年目の26歳。ここ2年間は毎年30試合以上に出場しているが、外野の定位置奪取まではいっていない。「何かを変えないといけない」。昨秋のキャンプで片岡ヘッドコーチから助言を受け、ヘッドを投手側に倒して構える新打法に挑戦。バットが体から離れる悪癖の修正を図り、「グリップで打つイメージ。それがいい方向にいっている」と1日のキャンプインからフリー打撃で快音を連発する。

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