元中日コーチ・荒木雅博さん、2軍読谷スタートとなった高橋周平の姿を見て…

■2024.02.02 中日スポーツ

【荒木雅博の中日キャンプCHECK】張り切っていた高橋周平　読谷で何かをつかんで、はい上がってほしい


　30歳になった高橋周平内野手が、2軍の読谷で張り切っていた。ノックでは若手以上に大きな声を出して、元気よく汗を流していた。若い選手とともに泥まみれになって、自分が若かったころを思い出すのではないか。周平にとって、良い方向に行きそうな気がする。

　ベテランとは言っても、2軍スタートの意味合いは大島洋平外野手とは違う。大島の場合は「調整して、この時期までに1軍に上がってきてくれ」と首脳陣から託されたもの。だが、周平の場合は「もう一度、頑張ってこい」というメッセージが込められている。本人も自覚があるのだろう。体をしっかり作って、キャンプインを迎えている。背番号3が頼もしく見えた。

　昨年は主に守備固めの役割だった。それでも、チームのことを考えて仕事を全うしてくれた。1軍内野守備走塁コーチだった私から見ても一番安心できる選手だったが、今年はもう一度、レギュラー取りに挑んでほしい。読谷で何かをつかんで、はい上がってほしい。（本紙評論家）

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荒木雅博さんが語りました。

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