■2024.01.18 webスポルティーバ
谷繁元信氏が「野球殿堂入り」を果たした。中日時代にバッテリーを組み、黄金期を支えた吉見一起氏が回想する谷繁のリード術とは。 https://t.co/FQv8JJPFQj
— 集英社スポルティーバ (@webSportiva) January 18, 2024
■2024.01.18 webスポルティーバ
殿堂入り・谷繁元信のリード術を吉見一起が回想「わざとヒットを打たせておいて、大事な局面では90~100%の確率で仕留める」
── 吉見さんは常に”貯金”を稼げる投手として、中日黄金期を支えました。
吉見 当時はチェン・ウェインという150キロを超すストレートが武器の左腕がいました。当然、僕とチェンのリードは違ったはずです。僕は「フライアウト、フライヒットはダメ。ゴロアウト、ゴロヒットならOK」と谷繁さんに言われていました。なぜOKなのだろうと思っていましたが、そう言われると精神的な余裕が生まれ、いい意味で割り切って投げることができました。
── 谷繁さんにリードされ、吉見さん自身も考えながら投げるようになりましたか。
吉見 谷繁さんの厳しいリードに応えるため、どうすればいいのかを考えていましたね。スライダーやフォークをそれぞれ2、3種類ずつ、スピード差や曲がり幅を変えるなど、投げ分けていました。引退してから、谷繁さんに「吉見って、スライダーやフォークを状況によって投げ分けていたよな」って言われて……谷繁さんが出したリードの”問い”に対して答え合わせができた。うれしかったですね。
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現役時代、中日・谷繁元信捕手「真剣に投げろ」「まじめに投げろ」 吉見一起投手「(投げてるし)」 → 引退後に…
侍ジャパン・吉見一起コーチに「谷繁さんの一番すごいと思うころは?」と尋ねると意外な答えが…?
吉見一起さんも細かく投げ分けていたようです。