■2024.01.21 日刊スポーツ
【中日】鵜飼航丞、新バットに好感触「下半身始動で遅れて出てくるような感覚で振れています」
昨オフには和田コーチと千葉県のネクストベース・アスリートラボに赴き、科学的に肉体チェックを受けた。右股関節を使えていない診断を受け、下半身を意識した打撃に重きをおいて新年を迎えた。「上半身に頼っていた分、今まで以上にやっぱり下半身は張ります。やっぱり疲れます」。疲労が充実感につながっている。
「アピールしないといけない立場。甘い球を1球で捉える事が一番。くさい球を長打にするのは難しいので、逃げられる技術を必要。そういうのを実戦の中でつかんでいきたい。ケース打撃でも右打ちとかゴロ打ちも当たり前にできないといけない」。
中日の外野争いは激しい。岡林、細川、大島らがいて、前ソフトバンク上林が加入し、新助っ人ディカーソンもまもなく来日する。同期ブライトや三好らもレギュラー取りをにらむ。和製大砲として21年に入団したが7本塁打どまり。焦げ茶色の新バットが、壁をぶち破る鍵になる。
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レギュラー獲りへ猛アピール宣言です。