■2023.12.31 Full-Count
知らぬ女性と「話すのつらい」、貯めたかった2億円…“面白くないプロ人生”の幸せ https://t.co/gg3WcVBGE7#dragons #中日ドラゴンズ #npb #baystars #FullCount10th
— Full-Count フルカウント (@Fullcountc2) December 30, 2023
■2023.12.31 Full-Count
知らぬ女性と「話すのつらい」、貯めたかった2億円…“面白くないプロ人生”の幸せ
自分でも驚いた決断「なぜかワクワクの方が強いんですよね」
NPB通算56試合登板で、11勝15敗、防御率4.44。はたから見ればプロ野球のマウンドは何よりも刺激的に思えるが「すごい世界だったというか、好きな野球を懸命にやってきたという感じですかね」と、どこかピンとこない。現役生活に区切りをつけ、地元に帰る選択肢もあった。球団スタッフとしての誘いも受けた。独立リーグや社会人からも声をかけてもらった。堅実に、実直に生きてきた左腕はこの冬、最も意欲的な一手を打った。
「自分でもなんで選んだのか驚いています。もちろん不安もありますけど、なぜかワクワクの方が強いんですよね」
台湾プロ野球の台鋼ホークスに入団。2022年にできたばかりの球団で、異国では“助っ人”扱いになる。「プレッシャーを感じながら投げられるのはありがたいことなので」。年が明け、1月中旬にはもう海を渡る。
穏やかな人生は、確かに居心地がいい。でも、ほんの少しスパイスを加えることで、深みが生まれることもある。どんなに小さな一歩でも、途端に生活がみずみずしくなるときだってある。
小一時間ほど話し、カフェを出ようとしたころ、笠原はもう一つの挑戦を教えてくれた。くせっ毛で困っていた前髪を触りながら、うれしそうに言った。
「明日パーマをかけようと思っているんです。人生初のパーマです」
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笠原祥太郎投手、CPBL・台鋼ホークスと正式契約!!!
元中日・笠原祥太郎の“進路”が判明する
2024年、新たな挑戦が始まります。