■2023.12.20 中日スポーツ
高3まで続いた2人だけの朝練…中日“ドラ4”福田幸之介 母との旅立ちのキャッチボール「これから恩返しを」#中日ドラゴンズ #ドラゴンズ#dragons#福田幸之介https://t.co/nhLzHo4gbM
— 中日スポーツ (@chuspo) December 20, 2023
■2023.12.20 中日スポーツ
高3まで続いた2人だけの朝練…中日“ドラ4”福田幸之介 母との旅立ちのキャッチボール「これから恩返しを」
野球にのめり込む福田を献身的にサポートしたのが寿子さん。練習が待ち切れない野球小僧の相手になった。通学前に約1時間、団地の広場を使って2人だけで朝練をした。学生時代にハンドボール選手だった母は「怖い。もう捕れない」と言いつつ、中学2年までキャッチボール相手になり、高校3年になっても打撃練習のトスを上げた。
7月30日の大阪大会決勝。歓喜の輪の中心には背番号10をつけた福田がいた。「マウンドに立ったらエースなんやろ」とメッセージをくれた寿子さんの前で大阪桐蔭を完封。前田(ソフトバンク1位)に投げ勝ち、甲子園行きを決めた。表彰式直後、福田は母の元に駆け寄り、もらったばかりのメダルを母の首にかけた。「感謝の気持ちを伝えたかった」と照れくさそうに笑った。
12月3日、履正社の卒部式で、母子は5年ぶりにキャッチボールをした。「私の仕事は終わりやな」と寿子さんは笑った。後日、ドラゴンズブルーのユニホームに袖を通した18歳はこう語った。「自分の時間を僕に使ってくれたお母さんには感謝してもしきれません。これからしっかりと恩返しをします」。誰よりも応援してくれる人のために、腕を振る。
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福田投手、名古屋でプロ入りです。