■2023.12.15 中日スポーツ
同級生・西純矢の“控え投手”…「3年夏に登板なし」中日のドラ1・草加勝を成長させた創志学園高での悔しさ#中日ドラゴンズ #ドラゴンズ#dragons#草加勝https://t.co/XpD94uibld
— 中日スポーツ (@chuspo) December 15, 2023
■2023.12.15 中日スポーツ
同級生・西純矢の“控え投手”…「3年夏に登板なし」中日のドラ1・草加勝を成長させた創志学園高での悔しさ
そんなド根性が岡山・創志学園高では折れかけた。同級生には西純矢(阪神)がいた。入学当初のブルペン。力任せで投げていた自分に対し、西はコントロール抜群。全てにおいて上手で、控え投手に甘んじた。「向こうが『1番』を付けていた。悔しかった」。2年夏の甲子園は戦った2試合とも西が完投。3年夏の県大会は一度も登板がなく、準決勝で敗れた。「夏に1試合も投げられなかった。自分に信頼がなかったということ」。あっけなく終わった3年夏の記憶は、これまでの野球人生で最も底にあたる。
それでも、ひたむきに練習してきた。全体練習でポール間走をした後も、1人で黙々と走り込んだ。当時の長沢宏行監督は「投手としての完成度は西が勝っていたが、運動能力の高さや跳躍力は草加の方が上だった。芯がしっかりしていて、学校の生活指導も全くなかった」。球速は高校の3年間で8キロアップし、146キロを計測するまでに成長。生まれ持った素質は誰もが認めていた。
「あの悔しい経験もあって、『俺は投げられるんだぞ』とアピールするようになりました」と草加。長沢監督も「悔しい思いをさせてしまった。ただ、この気持ちが土台となって、大学に生きたんだと思います」
素材は一級品。そして悔しさを成長の糧にできる強さがあった。投手としての可能性は、進学した亜大で大きく開花することとなる。
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中日ドラフト1位・草加勝、立浪和義監督との食事会で闘魂を注入される
中日ドラフト1位・草加勝、プロ1年目の目標を問われると…
草加投手が明かしてくれました。