■2023.05.21 中日スポーツ
1点取るのに“4塁打超”必要…中日が脱却求められる『各駅停車打線』燃費悪すぎる攻撃に四球力と進塁力を#中日ドラゴンズhttps://t.co/tjIittr70y
— 中日スポーツ (@chuspo) May 21, 2023
■2023.05.21 中日スポーツ
1点取るのに“4塁打超”必要…中日が脱却求められる『各駅停車打線』燃費悪すぎる攻撃に四球力と進塁力を
「そこは重々分かってはいるんです。各駅停車だということは」
和田打撃コーチが、こちらの意図を酌み取って話し始めた。野球界では単打で1つずつしか進塁しないことを「各駅停車」と言う。この日は先頭打者の安打が、4度(2、4、5、8回)もあった。ところが得点したのは急行(二塁打)を新幹線(本塁打)でかえした6回の2点だけ。それ以外の5安打は、各駅で進むことすらできず、その駅で停車したまま3アウトを迎えたのだ。
犠打で進めればよかった、進塁打の指示をすべきだったと言いたいのではない。1点を取るための燃費の話である。安打数と総得点を比較すれば、長打力のない中日が少なくなるのは当たり前だ。だから僕は、チームの塁打数で総得点を割っている。そこから出るのは「そのチームは1点取るのに何塁打必要か」という数値。案の定というか、毎日見ていれば分かるというか…。しかし、読者には衝撃的かもしれないので披露する。中日は4・06でリーグワースト。2・89の阪神が、勝敗と同じくトップを快走している。4塁打で1点。まさしく各駅停車ではないか。
「3本で1点ではなく、2本で1点を。できれば1本で…。そのための一番はヒットだけじゃなく、四球をということになります。怖がられればボールから入ってくるし、見る技術、ファウルを打つ技術も必要です」
記事全文を読む
中日・和田一浩コーチ「そうなんです。良くなってきているんですよ」 視線の先には…
中日ドラフト7位・福永裕基が和田一浩コーチと取り組んでいること
和田コーチが語ります。