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権藤博さん、2017年WBCを振り返る 侍ジャパン投手コーチとして苦労したことは…

権藤博
権藤博


■2023.03.09 野球日本代表 侍ジャパン 公式(@samuraijapan_pr)さん / Twitter

2017年の前回大会で投手コーチとしてチームを支えた権藤博さんにインタビュー。前回大会の振り返りや侍ジャパン投手陣の印象、今大会への期待などを聞きました。

■2023.03.09 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト

【WBC開幕直前】前回大会投手コーチ・権藤博さんが語る侍ジャパンへの期待
権藤博さん、2017年WBCを振り返る 侍ジャパン投手コーチとして苦労したことは…

紙一重の戦いの連続だった
――前回のWBCから6年が経ちますが実感としていかがですか?
この侍ジャパンのユニホームを着たらいろいろ思い出してきましたね。アメリカに負けたのが悔しかったですが、厳しい戦いの中よくぞ勝ち進んだなと思います。一戦一戦で、”うわ、やられたな”って思った場面がいくつもあった中でしぶとく良い戦いをしました

――壮行試合や強化試合でなかなか勝てないこと(大会前の実戦は2勝3敗)もありました
そんなものはなんとも思いませんでしたね。やっぱり大会始まってからですよ。苦しかったのは。難しい試合ばかりでした。(1次ラウンドのオーストラリア戦では)2番手の岡田俊哉が全然ストライク入らなくてね。でもそこでゲッツーが取れた。その場面しかり、あれが無ければ負けてたなと思う瞬間がいくつもありますよ。2次ラウンドまでは全勝でしたが本当に紙一重の戦いの連続でした

――最も印象に残っていることはどんなことですか?
やっぱり人選での苦労ですね。小久保裕紀監督には、ダルビッシュ有と上原浩治を頼むと言ったんです。何よりも抑えがポイントだと思っていましたから。そうしたらあの2人の招集が叶わず、極端に言ったら(エース候補の)菅野智之か大谷翔平を抑えで使おうかと思ったくらいです。だけども彼らを使う前に負けたら何と言われるか分かりませんからね。そうした時にこれだと思ったのが、西武の牧田和久でした。それが成功しましたね。アンダースロー独特の球筋は海外の打者にはとても攻略が難しいんですよ

――WBCは球数制限があるので継投も鍵になります
先発がいくら良い球を投げていてもファウルで粘られたらすぐに球数が多くなってしまいますからね。早ければ3回で代えないといけないことは、試合前から考えていました。前回大会は(第2先発として好投を続けた)千賀滉大の力が大きかったですね

――厳しい戦いの連続。神経も相当すり減らしたのではないでしょうか。
いえ、短期決戦ですから私は負けたら終わりなので腹を括っていました。小久保監督はすごくプレッシャーがかかっていて胃が痛いと言っていましたが、私は無かったですね

――準決勝アメリカ戦は1対2と惜しい試合でした
アメリカは強かったですね…。バットに当たっても前に飛ばないですもんね。重くてグッと入り込んでくるようで内野の頭を越しませんでしたよね。勝つなら1対0か2対1だと思っていました。だから、あの時はチャンスでしたが、4回戦ったら1回勝てるかな…という実力差に感じました。それだけに理想的な展開にはなっていましたから、なんとか勝ちたかったですね

――2失点は失策が絡んだものでしたし、投手コーチとしてやれることはやったという思いでしょうか?
味方が1点だったら0点に抑えないといけない。それが野球の勝ち負けなので2点取られたことは悔しいですよ。でも、あの時こうやればああやればと言ったらキリが無い。強い方が勝つんですよ

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中日ファン「高橋宏斗投手はなんであんなに三振が取れるんだ?」 → 権藤博さん「155km/hも出てね、フォークがあって、スライダーと適当に投げときゃ三振は取れますよ、そりゃ。それくらい凄いピッチャーなんですよ。それより立派なのは…」


権藤博さん「凄い!」 中日・岡林勇希「ありがとうございます(笑)」


あの当時のことを明かしてくれました。

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